2014年7月26日土曜日

2014年 春に完走したアニメ 分割二期 2クール編



おしながき
棺姫のチャイカ
デートアライブⅡ
蟲師
ニセコイ
弱虫ペダル
マクロスF
ジョジョの奇妙な冒険





棺姫のチャイカ
★★★☆☆3.0 
 設定がぶっ飛んでいてもでも主題がはっきりしていれば落ち着いて見ていられる。
一話目ではファンの獲得に失敗したかのように思えたのだけど見ていくと結構癖になるのである。
もちろんチャイカのカタコトもそうであるけれどラノベらしいギャグがとても軽くてよい。
またオリジナルを挟むも違和感なくスムーズな展開であった。
初めから分割2クールだと分かっていての1クール。1クール休憩が入ってもう1クール。
強烈な個性を放つチャイカはそうそう忘れそうに無い。
6/10
棺姫のチャイカ 第2巻 [Blu-ray]



デートアライブⅡ 
角川第二期特有のファンサービスが随所に見られた感じではあったが、
やはり物足りなくその流れで劇場へ…。いつもの流れである。
実のところ一番やめて欲しい流れでもあるが今の形態からは逃れられそうに無い。
第二期にもなるとデート設定も割とすっ飛ばしてOVAのような内容であった。
収穫としてはEDの絵本のような展開がわりと気に入った。
5/10
デート・ア・ライブII第2巻 [Blu-ray]

蟲師
 ★★★★☆4.5 
 ようやくの二期。もっと早くやっても言いにしてもきっと作画的に地震がなかったのかも知れない。空然の3回にわたるスタッフ回。
しかしそれがこの蟲師という特別な作品がどれだけ特別なのか思い知らされた買いでもあった。
BDの特典にでも出来るほど興味深い監督音響ギンコの中の人の話は逆に見られてよかったと思う。
このアニメは舞台のようで映画のようでやはりアニメである。
現代のアニメーターがどこまで書けるのか、音響技師がどれほど音を表現できるのか試されているようなそんな気がした。
一番ははやり原作者のお話が聞きたい。
2クール目があまりにも楽しみである。
蟲師 続章 一(完全生産限定版) [Blu-ray]

ニセコイ
 ジャンプの主人公は面倒すぎる。
1クールちょっとのアニメにするにあたりジャンプ作品はどうも相性が悪いようである。
シャフとはお得意の不確定さで18話完結としたけれど、なんだか逆に不利なような気がした。
というのも、月末にまとめに入ると内容がすっぽっと抜けるのである。
ついでにヒロイン的には千棘が一番だよね。
4/10
ニセコイ 6(完全生産限定版)[Blu-ray]

弱虫ペダル
今時珍しい3クールアニメそして実は分割。
3クール見てまだ1年のインターハイ真っ最中なのだ。
あまりにゆったりとした展開にこれまでぎっちぎちのスケジュールで放送してきた1クールアニメに慣らされてて逆に終わるのか不安になってしまうほどだ。
800m自転車で全力疾走するのに1話使うという逆に斬新に感じてしまった。
小野田君がいろいろ強すぎてどの辺りで弱虫になるのか探していたがそういうことじゃないらしい。
キモッキモキモキモーと不思議な泣き声を上げていた京都伏見の御堂筋のキャラはやややり過ぎな感じではあるがアクセントとしたら面白い。
これで自転車が流行るかと言われたら若干乗ってみたい気がしたがまあ…察し…

弱虫ペダル vol.8 初回限定生産版【Vol.8~Vol.13収納BOX付き】 [Blu-ray]

マクロスF
2008年の春にリアルタイムで10話の辺りで切り
2009年の春に再放送をまた半分まで見て終わってしまった。
そろっと乗り越えられるのでは無いかと思ったのである。
寧ろもうすっぱり忘れたかったのだけれどなにか捨てきれない少しの魅力をマクロスFから感じ取っていたのかも知れない。
6年もたつとマクロスを超えるロボアニメは普通にあるのでは無いかと思ったのだけど真逆であった。
最初に断言できる。マクロスは素晴らしい。あとここの感想だけ異様に長くなります。
NHKFMの某番組の某アナが熱くマクロスについて語っていたのがなんとも不思議であったのだけど、今になってようやく少し追いついた感じである。
マクロスが面白くなった三要素。
1.中島愛の存在
マクロスを見るに辺り一番の牆壁となるのがなかめぐの存在である。
当時、マクロスが初作品であり新人と言うことで歴史あるマクロス作品の上では散々棒だのなんだの叩かれていた。
ダブルヒロインである片棒のランカちゃんは非常に重要なポジションで有りここが気に入らないとどうしても見ていけない。当時ランカちゃんの魅力が全くわからなかった。その上でアルト君の心理描写もいまいち掴めていなかった。
あるとき、たまゆらのテーマソングを歌っていた中島愛。これがまたいい音で良い声でいい曲であった。
そう5年ほどたったところで彼女のポテンシャルに気付いたのである。
その上で去年だったかに歌手活動の休止宣言をしてしまった。
いろいろとアニソンを聴いていく上でマクロスFという作品がファンにとっても中島愛にとっても非常に重要なポジションを担っているのは言うまでも無いだろう。
原点を忘れないというのは非常に大事なことだと思う。

2.現在のオリジナルアニメの不作状況
オリジナルアニメはここ数年大量に作られ廃棄されている。そう廃棄である。
思ったほどの期待に応えてくれるようなオリジナル作品がここ数年でいくつあったか…あまりにも酷い作品が多すぎた。
ここまで来たら逆に過去一定の評価を得ている作品を見た方が良いのではないかという考えである。

3.自身の成長によるアニメへの関わり方への変遷
2008年頃はあまりにも頭の中も生活もばたばたしすぎていた。
今ようやく落ち着いてアニメ鑑賞なんてやっているけれど5年前まではかなり大変だった。
それこそ環境は大きく変わらないものの精神力、思考能力特に考え方がずいぶんと様変わりした。


 マクロスには大きく3つのテーマがある。歌、愛そして戦いである。
戦いだけに目を向けると、アルトと父親、ランカの過去の記憶と、シェリルの自分と、それぞれ葛藤し、三者三様の場面に遭遇する。

いま落ち着いて初めから丁寧に見ていくと、しっかりとテーマが作ってありそれに沿ってそれぞれが成長していく様子が非常に巧く描かれていることに気付く。
バトルだけとか、心理描写がいまいちとかなんだか色々と足りていない昨今のロボアニメとは一線を画す。設定から楽曲まで非常に丁寧に作り込まれていると感じる。

今年、ようやくマクロスFを乗り越えこれでマクロス楽曲が気持ちよく聴ける気がする。

マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box (期間限定生産: 2014年12月24日まで)


春アニメは見るアニメを出来るだ絞ってマクロスを週2話見ていく形で進行した。
通常量の三分の一の10話/週、程度だと結構余裕のある生活が出来るなと
まあそれはそれでなんだか寂しいのでまた夏は全力で見ていくことに。

港ではシドニアの騎士が評価が高く、サントラの出来もよく少し惜しいなと思ってしまったり。
ノーゲームノーライフも若干みたいなと思ったり。
しかし今からまとめてみようとするとなぜかこれが大変な気力を必要としてしまうのだ。
タイミングの重要性が今後さらに問われるだろう。

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