おしながき
◇ダンジョン飯
◇バーテンダー 神のグラス
◇ゆるキャン SEASON3
◇変人のサラダボウル
◇夜のクラゲは泳げない
◇終末トレインどこへいく?
◇デート・ア・ライブV
◇声優ラジオのウラオモテ
◇ガールズバンドクライ
◇無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~
◇響け!ユーフォニアム3
◇転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
◇Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
◇ダンジョン飯
話題作のアニメ化。トリガーが作ってるだけあって拘りが随所にちりばめられている。何よりその拘りをYoutubeで発信しているのだから時代が変わったなと感じさせる。この手の映像は今までならBDやDVDの付録になっていたが今はYoutubeでそのまま公開している。ただ、ダンジョンに潜ってご飯がおいしいアニメではなく、主題である狩ったモンスターでの食事と、その理由付けであるドラゴン討伐と妹の救出というしっかりとした軸があり、それぞれのストーリーがうまく進行していって、非常に良くできてる。なにより、モンスターだったりダンジョンそのものの設定やデザインが緻密で非常に良くできてる。キャラクターもそれぞれ魅力的で、どこを見ても秀作。
9/10
◇バーテンダー 神のグラス
大人のお酒という空間をのたしむアニメ。しっとりとした男性ボーカルのOPから始まるこの作品は、店のドアを開けてバーという特別な空間へと誘われる。キャラクターはリアル寄りで、めんどくさい客が多い。オーディオ趣味がもしアニメ化されたのなら、こんな雰囲気を出せたら良いなと思った。ただ、作画の予算がなかったのか見た目が全体的に安ぽかったのが残念。実在するお酒が続々登場していてある意味でずっとおしゃれなCM見ていた気分でもある。
5/10
◇ゆるキャン SEASON3
キャンプブームを牽引した趣味系アニメの金字塔。原作からもうネタ切れなのか、3期は観光がメインで皆が求めているゆるキャン△ではなくなっていた。なにより制作会社が変わって、一度炎上した背景で、視聴者の期待に応えようとしたのか、一般的なアニメではやらないレベルの背景の描き込みがなされた。アニメーションもストーリーも視聴者が求めるそれではなかった。最終話の方ではわりとゆるキャン△ぽい流れで終わったけれど時すでに遅し。大きなブームの終焉を感じさせる哀愁のキャンプ。
3/10
◇変人のサラダボウル
何のアニメなのかは分からない。日常系のようで日常ではない。ありがちな設定ではあるけれど、たまにやり過ぎ、ある程度の刺激とちょうど良い緩急、最後まで飽きずに見られたと思う。軽いブラックジョークとユーモアと。バラバラのようでまとまっている不思議な作品、
5/10
◇夜のクラゲは泳げない
Z世代のロックを描いた音楽アニメ。起承転結の脚本はある程度ちゃんと伝わるようにできていたし、キャラクターもそれぞれ役割がありつつ困難を乗り越えながら自分のやるべき道を進みつつストーリーが進んでいった。近年のSNSで炎上しましたとかバズりましたとかこの流れはなんだかいけ好かない。音楽自体もそれおほど刺さるものがなかった。思春期の小さな葛藤と仲間達と…、表現はもっと違う角度からできたのではないかなと思う。
4/10
◇終末トレインどこへいく?
水島監督渾身の完全オリジナルストーリー。久々にアニメらしいアニメを見た気分にはなった。阿賀野からははじまる謎のワクワク感。なんで女子高生が電車に乗って世界を救おうとしているのかという原点回帰的な違和感。アニメで表現できるカオスへの挑戦みたいな意欲は十分に感じられた。ストーリー内のお約束てきな逆も割とはまっていたとは思う。
6/10
◇デート・ア・ライブV
謎の巨大コンテンツデートアライブ 5期。攻略キャラが増えすぎて逆に話が作りにくくなってきていると思いきや、今期も一応攻略していくのでした。長くやり過ぎてもはやアンパンマンレベルのお約束と展開。ここまで来ると、親しみが限界突破して、フィギュアを棚にコレクションしているみたいなそういう作品。美少女動物園と言うよりフィギュアアニメ。
6/10
◇声優ラジオのウラオモテ
低予算声優アニメ。作画もストーリーもキャラも全てにおいてチープ。新人声優と新人アニメ監督は作ったみたいな作品。せっかくの業界アニメでもっと中の人目線でのディテールや拘りが全くもって感じられなかった残念な作品。お仕事系アニメでもあるのでプロの立場からもっといろいろなアプローチがかけられる部分は大いにあったように感じる。
2/10
◇ガールズバンドクライ
フル3DCG作品。このガルクラと夜のクラゲの作画を入れ替えたらちょうど良くなる気がする。主人公の破天荒なキャラはわりと好きだし、登場人物はまあまあかわいさと面白さを併せ持っていて、人形劇的な作品かもしれない。ただ、作画が日本の作品と言うよりもディズニーのやや大げさな動きや表情の作り方が多くてそこは違和感があった。意欲的な作品ではあるものの、自然な動きではなく、川崎を舞台にした等身大の青春を描くには演出などからもやや乖離を感じた。夜のクラゲと一緒に比べながら見ていった今季、どちらかと言えばガルクラの方が好きかなと。
6/10
◇無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~
振り返ってみたら、懐かしのハーレムアニメ。今期も作画はかなり頑張っているし演出もよくできていたけれど、この作品の後半部にある鬱展開は気合いが入っているからこそ目を背けたくなるような気持ちにもさせる。なにより、ハーレムが生々しすぎて異世界といえど、一歩間違えたら大炎上しそうではある。少し距離を取ってみたらかなり気持ち悪い作品ではあるけれど、00年代のラノベやゲーム原作はこういう作品が多かったような層でもなかったような。
6/10
◇響け!ユーフォニアム3
迎えらられるとは予想もしていなかったユーフォニアムの最終章。1期2期映画3本を挟んでの大作になったこのユーフォニアム。少しばかりの懐かしさも感じつつ、京アニの悲劇もありつつ、瀧先生の中の人も気になりつつ…。NHK教育での放送に意味を見いだす1クール。演奏シーンがえらく少なかったのが気になったけれど、この作品を最後までやり通したことの意味は大いにあるように感じる。脚本が変更され、オーディオションの内容が原作と変わったけれど、NHK的にはこちらの方がより道徳的価値が高くなったように思う。しかしながら、発売された一年の詩を聴くと、そこのソロは久美子と麗奈のデュエット的な流れではないのかとかなりもやっとしてしまう。あくまで設定上の話だけれど、話に入り込めば混むほどに、そこ久美子じゃないのかと聴くたびに感じてしまう。
それでも、全国大会が終了してからの流れは完璧で、吹奏楽や青春の流れは今後も続いていくと思うと、今日もどこかで同じような同じではないドラマがあちこちの高校で繰り広げられていると暗に訴えかけられる。二期ほどの感動はなかったものの収まりは抜群に良かった。
9/10
◇転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
標準的ななろう作品。なろうの中では中の上な感じがする。主人公のショタキャラが可愛さよりウザさの方が勝っていて序盤がえらく長く感じた。序盤の展開があまりにもなろうすぎて退屈さを感じつつも、こちらも鍛えられたのかもう少し進んだら面白い展開があるかもと思い見るも…。あまりのもご都合主義なのはもう標準だとして、挫折とか失敗が一切ないこの世界、それでいいのかと考えさせられる。
3/10
◇Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
実質、ゼロの使い魔リメイク。もしくは視聴者と声優の同窓会。今や過去の人になりつつある声優陣が一斉に介したこの作品は、萌えアニメ黎明期の歴史そのもの。釘宮理恵がヒロインでしかも主題歌を歌っている。なんだかんだでレジェンド声優は何年経っても安心感と懐かしさをくれる。
6/10

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