2024年1月2日火曜日

2023年 全話見たアニメの感想 秋アニメ 10-12月

 


おしながき
◇グッド・ナイト・ワールド
◇SHY
◇盾の勇者の成り上がり Season 3
◇経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。
◇ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜
◇君のことが大大大大大好きな100人の彼女
◇僕らの雨いろプロトコル
◇ウマ娘 プリティーダービー Season 3
◇16bitセンセーション ANOTHER LAYER
◇ひきこまり吸血姫の悶々
◇豚のレバーは加熱しろ 
◇シャングリラ・フロンティア

◇グッド・ナイト・ワールド
 B級アニメ。作画ストーリーキャラ全てがB級。20年前にやったら大受けしていたかもしれない。不完全家庭の家族みんながネトゲでつながる設定ありきの作品、話のギミックは多く仕込まれていて、ほどよく楽しめる感じではあった。しかしながらキャラへの共感だったり人間らしさみたいなところの作り込みがなされておらず悪い意味で人形劇を見ているようだった。 超展開を楽しむアニメ。
4/10

◇SHY
 Z世代を感じるヒーローアニメ。舞台設計やキャラデザはよかったけれど、ストーリー展開が小さすぎたかもしれない。悪の組織と戦うよりも、1話の困っている人をひたすら助けるだけの1話完結型の話の方が見たかったかもしれない。作画はやや怪しいところもありつつも、監督の太ももへの熱意は感じた。タイトルにもあるシャイである必然性とキャラの成長みたいなところをもっとわかりやすく描いて欲しかった。
5/10

◇盾の勇者の成り上がり Season 3
 盾の勇者第三期。停滞気味だった2期から、わかりやすさとギャグに行ってしまいそうな勇者との絡みもあり、満足感の高い3期。なろうアニメの中ではかなり成功している本作、主人公が無駄に前世でいじめられていたり卑屈になったりせずただただ正義をやっているのが見やすい。なにより、ヒロイン達はチート能力ではなくちゃんと成長して仲間として活躍していく普通さがちょうどいい。
6/10

◇経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。
 ギャルと根暗オタクがお付き合いする話。陰キャと陽キャの温度差を楽しむ作品。リアルではあり得ないし、そんなギャルがいたら逆に近づきたくないレベルだと思う。途中かなり作画が怪しかったが、この手のアニメはどれだけ女の子を可愛く描くが肝ではないのか。もうすこしあるあるというか、大きなフィクションの中にちょっとした生々しいくらいのリアリティが欲しかった。
3/10

◇ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜
 わかりやすいコンセプトとキャラ。ナレーションで補完してくれる感じも視聴者に優しいしこの作品では面白さにつながっていると思う。ストーリーがタイトル通りの寄り道することのない一本道。何度も出てくる回想シーンなど主人公の2週目の人生を実況しているようでわかりやすいし面白い。1話の絶望感と恐怖があって、処刑の恐怖をかなりコミカルに仕上げているところもこの作品の良さかもしれない。
6/10

◇君のことが大大大大大好きな100人の彼女
 00年代に量産されていた感じのカオス系ラブコメ。とにかくカオス。見ていると頭が悪くなるタイプのラブコメ感が懐かしい。ヒロインは本気で100人出す気なのかわからないけど、クスリちゃんが出てきたところでチートキャラすぎてもうすでに環境崩壊している感じがある。とりあえずは女の子の全属性キャラが出てきたらおわりなのだろうか。最終話で原作で登場している彼女チラ見せのファンサービス。
5/10

◇僕らの雨いろプロトコル
 本格FPSアニメ化と思ったらドロドロ恋愛アニメ。主人公はほぼ妹。事故で障害を負ってから、豹変してしまった妹と兄の話。妹の言動が妙にリアリティがあって見ているこちらが胃がキューッとなるような作品。ずっと雨に打たれていたかのような作品。アニメと言うよりはもはやドラマ。本当はメインであるはずのFPSはもうちょっとCGも戦略も頑張って良かったと思う。せっかくのアニメ化なのに戦闘シーンでの見せ場が一切無いのはもったいない。OPが澤野担当でテレビでは気づかなかったけどスピーカーで行くとかなりしっかり打ち込んであった。
5/10


◇ウマ娘 プリティーダービー Season 3
 人気作も同じ事を3回やるとさすがに飽きられると感じた第三クール。今回の主人公はサトノダイヤモンドとキタサンブラック。史実通りの展開が売りのウマ娘だけに、もともとのキタサンブラックがこれまでの主人公と比べると不遇すぎて展開としては見ていてしんどい感じも受ける。ただやっぱり、ウマ娘特有の熱さや人の思いみたいなものは全面にあって、最終話はなんだかんだで感動していた。史実がどうであれ、どの名馬にもドラマあり。4期はだいぶ厳しいかなと感じつつもあるんだろうなと。
7/10

◇16bitセンセーション ANOTHER LAYER
 業界人がつくる歴史的作品。美少女ゲームの歴史が学べる古き良きオタク向け作品。この作品エンドロールの協賛メーカーがあまりにも多く感動する。主人公の声がすこしばかりキンキンうるさいが、90年~00年代のちょいカオスな萌えを感じる。
 タイムリープと全盛期のアキバ、この組み合わせはシュタゲがあったけど、16bitではさらに違う魅せ方をしてくれた。当時のあるるから現代のAIまで取り込んだワクワク感。アイドルと同じく、有名漫画家やシナリオライターがタッグを組んだ作品がこの頃来ている。以前はなぜかぱっとしない作品が多かったけど、この頃はギミックがうまく動作するように感じる。EDの折戸とKOTOKOのコラボそしてボーカルのへたうま感。全てが懐かしくももはや新しく、エモい。
8/10

◇ひきこまり吸血姫の悶々
 キャラ萌え系ライトノベル作品。キャラがトニカクカワイイ。変態メイドの存在もラノベっぽさを引き立てている。日常シーンがちゃんとありつつ、その上で戦闘シーンはちゃんと主人公覚醒するし最初から俺杖にはならない。今季一のヒロインこまりちゃんのかわいさと、OPの良さ。良作。
7/10

◇豚のレバーは加熱しろ 
 豚の主人公と特殊能力を持ったヒロインとの会話を楽しむだけの作品。なろうではなくラノベぽさは全面に感じつつも、昔ながらのラノベ主人公の長台詞はもう時代に合わないかもしれないと感じる。この作品なんで豚のレバーなのか疑問だったけれど最終話をみてやっとブタレバーにあたったことを思い出してスッキリした。途中の能登のミステリアスで不気味な演技はかなり好き。ラノベにしても世界設定だったりキャラの設定はぼーっと見るにはちょっと複雑で見落としてしまうと一気に分からなくなる。かなり酷い作画崩壊と延期と不運なアニメ。
4/10

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