2023年10月30日月曜日

2023年 全話見たアニメの感想 夏アニメ 07-09月

 


◇ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
 アトリエシリーズ新作アニメ、話題の太ももアニメ。とにかく太ももだけでゲームの内容やストーリーは一切情報が入ってこない不思議な作品。見てみると、クエストを淡々とこなしていく感じで特にこれといって語ることはなかった。
 ただ、ライザの元気でやる気に満ちたADHDみたいな雰囲気はあのハルヒを思い出すようなキャラ。声優さんの演技もややハルヒに寄せてあるような雰囲気を感じる。人気があったら続き作るよ的な感じで終わる。
6/10

◇ライアー・ライアー
 10年代のラノベっぽいテイストのアニメ。知能バトルものだけど、後半からネタ切れ感が否めない。作画徐々に怪しくなっていたことと、戦闘状況のわかりにくさは今時の作品としてはあまり受けないのかなと感じる。 何より、星システムという設定がいまいち生かされていない。
何も進展せずに終わってしまった。
4/10

◇自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う
 量産型なろうアニメの中でもなんとなく楽しめる作品。最初から最後まで主人公の形態が自販機で一貫していたことが意外でありこの作品の良さ。妙に機転が利く村人と、想像以上にスキルが使える自販機の主人公、なにより自販機のものを異様に喜ぶ村人達。ある程度知恵で解決していて、最強自販機とまで行っていないところがこの作品の良さ。B級なろうアニメとしたらかなり楽しめた方。薄い本がどうなるのかそこだけ興味がある。
6/10

◇わたしの幸せな結婚
 pixiv人気小説のアニメ化。大人気なだけあって画面が綺麗でアニメとしてのクオリティは高い。1クールの短い枠の中では、序盤の日常パートから、異能の世界に巻き込まれていくまである程度自然に展開していったと思う。何も知らずに見ていると急に異能バトルになっていて驚くが、ここは女性向け作品割とキャラクターの感情表現の方に話を振っている感じがした。
7/10

◇無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜
 無職転生2期の前半。魔法学園編。冒険の前半から停滞の2期。作画力も下降気味。内容的にもルーデウス君のトラウマを乗り換えるためだけの1クール。最近のアニメなら3話もかからずに終わっていた話かもしれない。杉田のアドリブやらシルフィ先輩のキャラだったりに、00年代後半の空気感を感じる作品。2期の後編でどのくらい話が動くのかうっすら期待しつつ。
6/10

◇SYNDUALITY Noir
 久々のオリジナルロボットアニメ。ヒロインをロボットにしてしまったのはちょっと新しいようなそうでもないような。メカニックデザインはピンとこないけど、キャラが可愛いからとりあえず見ておいた枠。
5/10

◇うちの会社の小さい先輩の話
 極限まで少子化が進んだ現代社会の話。社会人設定の日常アニメって難しいと感じた。仕事をしているシーンをあまり入れすぎると日常アニメのほのぼの感がなくなってしまうし、遊んでいるシーンが多くなるとそれはそれで現実味が薄れすぎしまう。とにかくこの作品社会人設定が全く意味をなしていないようなキャラの言動が多すぎて不快感すら感じる。
 アリティがあるわけでもなくファンタジーでもなくどこをみても中途半端。先輩がうざい後輩の話と比べると、先輩の話は4分アニメで良かった。30分はいろいろとキツい。
1/10

◇AIの遺電子
 今時珍しいちゃんと説明しない作品。ショートショートのようでありながらもAIと人というテーマを掘り進めていって最終話でとりあえずそれっぽくまとめた感じ。最後のまとめはもう少し切り込んで欲しい感じがしたけど、この作品の空気感ではまあまあな最終話。
 終始作画が安っぽかったのが残念な点。作画に拘りがあればもう少し奥行きのある作品になった気がする。またEDのGreeeenが思いのほか下手で起用した意図がまったくつかめなかった。2期があったらとりあえず見たいけどまあないでしょう。
6/10

◇スパイ教室
 分割2クールの大人気アニメになるはずだった作品。なぜこんなにも不人気だったのか専門家の分析が待たれるレベル。とりあえず事前に持ち上げすぎた感じがするし、声優同士で食い合ってしまった感じもした。スパイとか頭脳系は真面目に作れば作るほどに損する気がする。スパイファミリーみたいに日常コメディに振った方がまだ見られた感じがする。
 それにしても、人気声優大集合といえども名前と顔がわかる人があまりに少ないことに驚いた。
4/10

◇青のオーケストラ
 音楽部活NHKアニメ。番宣までの期待とは裏腹に、1話目から予算の低さが目立ちに目立ったアニメ。音楽系のアニメでここまでつまらなく作るのも逆に難しいかもしれない。アニメ以外の特集やヒラリーハーンの起用などで予算がつきたのか、演奏シーンを全てCGにするも動きがかくかくで全てが未完成のように見える。主人公の境遇はまあまあありがちでありつつも、ごっつり設定を盛った印象。期待していただけにかなり残念な出来。
3/10

◇七つの魔剣が支配する
 今時珍しい学園ファンタジー。魔法学園ものになるとどうやってもホグワーツ以上のものが思い浮かばなくなってしまったけど、中盤までのストーリー展開は追う価値があった。後半でのまとめは15話構成にした意味がわからない中途半端なところで終わる。
 作画がややあやしいところはあったけれど、全体的に劇場版的な雰囲気があった、特に、音響はOPEDもSEも低域の量が普通のアニメよりも深く入っていて臨場感をましていた。途中うるさすぎて音量下げるレベルの作品は久々。
6/10







0 件のコメント:

コメントを投稿