2020年7月1日水曜日

2020年 春終了アニメ 全話感想 総レビュー


おしながき

◇LISTENERS
◇かくしごと
◇八男って、それはないでしょう! 
◇イエスタデイをうたって
◇乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
◇アルテ
◇BNA ビー・エヌ・エー
◇グレイプニル



◇LISTENERS
 ロボットと音楽のボーイmeetsガール。
王道路線を書いたつもりが、なんだか微妙なストリー展開でいまいち盛り上がらず。
音楽はまああまあ記憶の残る感じで数ヶ月後にはアニメ本編は忘れるタイプ。
限られた予算の中音楽にお金かけ過ぎて雰囲気アニメで終わってしまった感が否めない。
5/10

◇かくしごと
 噂の久米田作品。絶望先生、じょしらくと見てきて、2重のギミックが効いたミステリアスでありつつもコミカルな作品。
 漫画家のあるあるなどを取り入れつつ、リアルとフィクションの境目をうまく融合させていたと思う。
 娘の姫ちゃん10歳編と18歳編が同時進行する意味深なストーリーは、本作でも不思議と怖さのようなものは感じられず、日常のギャグが前面に出てきて不思議な雰囲気。
7/10

◇八男って、それはないでしょう! 
 なろう史上でも最低クラスの出来。なぜアニメ化しようと思ったのかそこから疑問が湧く。
 無個性の無。この手の作品を気楽に見られる楽しいB級アニメにするには、どんなギミックが必要かそこを考えるきっかけを与えてくれた様な気がする。
原作の出来が微妙だからと言っても、見る方も作る方もしんどいと思う。
コロナの影響でアニメ製作がストップしなかったのが奇跡。そこだけ。
2/10

◇イエスタデイをうたって
 人間くさい恋愛ドラマを謳った大人のアニメ。
事情を抱えた恋する乙女、こういう役に花澤香菜をあてがうのはもう鉄板になってきた。
 気持ちのすれ違い行き違いが募っていく本作、フラストレーションが最高に溜まったところで、最後は視聴者が思うような展開に持って行けた稀有な作品。
 とにかく、ハルちゃんが天使だった。この気持ち…truetearsでも見たような気がする。
サントラがなかなか良い具合に仕上がっていると思う。
7/10

◇乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
 なろうアニメの中でも発想も作風もアニメ化で化けたタイプ。
 死に戻り系の運命を取り扱ったような作品は数あれど、緊張感よりもコミカルさ優先で見やすい作品。
脳内会議のコミカルさだったりキャラクターの面白さだったり理想的ななろう作品。
6/10

◇アルテ
 日曜日の朝にやっていそうな爽やかなアニメ。
最近ではあまり見なくなった、逆境に負けない強いと言うよりたくましい女の子。
アニメとしてフィルターを通して見ても中世から現代にかけて人の在り方はかなり変わったんだなと言う印象。いつの間にかアルテと一緒に歯を食いしばって見ているような没入感のある作品。
 晴れやかなOPもサントラも非常にクオリティが高い。
7/10

◇BNA ビー・エヌ・エー
 トレンド過ぎる社会の対立を、獣人と人として描いた社会派アニメ。
宗教であったり社会的格差など現代社会の闇をうまくアニメとして表現した感じ。
話が進むにつれてスピード感やスケールが加速していくいつものトリガー作品。
題材的に破天荒な勢いはなかったものの、全体を通してうまく纏まっていたと思う。
6/10

◇グレイプニル
 いかにもヤングマガジンぽいバトルもの。
若干のアイディアはある感じはするけどはやりテンプレ展開。
 作品全体でのギミックはどうしても単調で、エロと尖ったデザインでごり押ししている感じが否めない。
4/10



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