2020年5月24日日曜日

2020年春 終了 全話見たアニメの感想 まとめ



恋する小惑星 #12

おしながき

◇おーばーふろぉ
◇ダーウィンズゲーム
◇映像研には手を出すな!
◇空挺ドラゴンズ
◇痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
◇ソマリと森の神様
◇恋する小惑星
◇ネコぱら
◇推しが武道館いってくれたら死ぬ
◇ランウェイで笑って
◇マギアレコード 魔法少女まどか マギカ外伝
◇異種族レビュアーズ




◇おーばーふろぉ
今期のBD宣伝5分枠。
週刊誌や少年誌ではなく、青年誌をそのままアニメ化したパターン。てっきりノベルゲーム原作かと思っていた。
 そうはならないだろとツッコミどころしかないけど、逆にこの展開キターみたいな笑いがある。
4/10


◇ダーウィンズゲーム
 主人公が覚醒して第一期が終了?第二期があるのか全く不明だけど、原作には続いていった印象。
 主人公がチート能力を持って仲間を集めて本当の敵と戦うというお約束は変わらずだけど、
この手のバトルロワイヤルものでやりがちな、エロとグロに頼り切ってストーリーがあまりにお粗末なことが多い中、本作は、割と見られるストーリー展開。
6/10


◇映像研には手を出すな!
 NHKでやる意義のあるクリエイティビティ全開のアニメ。
オタクを活き活きと描いた作品が面白いと言える良い時代になったと思う。
 アニメ化するための原作としか思えないような情報量の作品で、もっとゆっくり味わいたいタイプの作品。ちょくちょく挟まれるネタは一回見ただけでは追い切れない。
久々に原作が非常に気になったアニメ。
 創作活動がやりたくなる良アニメ。
8/10


◇空挺ドラゴンズ
 オシャレデザイナー系アニメ。イラストレーターが作った世界のコンセプトを見せられた様な内容。
 狙ってやっているのか詰めが甘くてそうなったのか疑問だけど、この作品の肝は一体どこだったのか?全くうまそうに見えない竜をうまいうまいといって食っている人類と竜との調和なのか?
 うまそうに見えない竜と、危ない仕事をこなしているようで安全管理のような設定や後付けすらない、なんともちぐはぐさを感じる。3DCGによって動きがコミカル過ぎたのもなんだか世界がおかしいと感じる要因になってしまったと思う。
結局、竜の正体がこの作品の要な気がするけれど、今回の1クールではそれも仄めかして終わった。
 空の上と竜を綺麗に描くために3DCGを採用したのだろうけれど、空の美しさだったり怖さだったりがまだ表現できずにいたように思う。なにより竜のデザインはあれでいいのかなと感じる。OPEDの世界観との不一致だったり、ツッコミどころが多くモヤットする作品。
4/10


◇痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
 なろうのヤバイアニメ。ゲームの中で無双するだけと思いきや、真の敵はメイプルそのものという運営いびりな作品。
 冒頭の数分間を運営の悲鳴ではじめる画期的な構造。作画も節約できるし全開の流れもおさらいできて、さらにゆるゆるとこの作品が見られる。
 しばらく見ているとそういう戦い方もありなのかもと思えてきた。
 主人公の名前がメイプルなのは、そういうことなのだろうかと少し気になった。
5/10


◇ソマリと森の神様
 初手では感動的のいい話かなと思っていたけれど、余りにも毎回展開が同じパターンで見るのが嫌になってきた。
ソマリの声を水瀬いのりが担当しててもここまでされるとなんだかくどく感じて、こちらは無感情のゴーレムでは無いんだと言いたくなってくる。
ただ、教育アニメとしたら絵もきれいで非常にわかりやすくて良いと思う。
 ソマリを追うよりもゴーレム目線で物語を追っていきたい所ではあるけれど、いつか死ぬ親という存在のゴーレムの立場に立ってソマリという子供の存在を考えると非常に心苦しく現実の厳しさを感じる作品。
 現代の親子のような子供ソマリと心配するけど何もできないゴーレム、意外に難しい作品であると思った。
5/10


◇恋する小惑星
 きららアニメの枠以外でもトップレベルの作画と内容。
こんなにキラキラした女の子を見たのは久しぶりかも知れない。
マイナー部活動の日常系としては異例とも言えるほどしっかり天文学と地学をしていた。
しかし女の子がただ可愛いだけではなく、オタクールのような一つの物事にうちこみのめるこむ姿が、とても愛くるしい。
また、先生だったり他の部活だったりで、きらら枠としては女子だけの世界になっていないこともとても評価が高い。動画工房の女の子の仕草だったり動かし方が今期一可愛らしくそれでいてしつこくない、星を見ているようなアニメ。
 きらら作品の一つの到達点、お手本的作品。主題歌、サントラのできもまた良い。
10/10


◇ネコぱら
 海外輸出用アニメ。ゲーム原作の悪さが余り出ていない良作。
非常にだらだら見ていられる超日常系アニメ。真剣に見ると余りにもくだらなすぎる話が多いのだけど、ぼーっと見る用としては秀作。
個人的には、最初のアバンの猫の説明は毎回あった方が良かった。よりこの作品のシュールさが際立った感じになると思う。
 00年代の勢いを感じるOPも聞き飽きたようで十分に楽しめる作品。海外の一週遅れて流行っている感じもまたなんともメタい作品。欲を言うなら声優陣はもっとエグイ方が良かった。
5/10


◇推しが武道館いってくれたら死ぬ
 オタクとは、こんなに切ない生き物なのか。アイドルとファンとの理想の絆を描いた作品。
非常にメタい作品でも業界あるあるをしっかり挟んでちゃっかり美化すればそれはちゃんとした作品になる。
 何よりも、ファイルーズあいの演技力が楽しい作品だ。媚びた声とルックスだけが売りのアイドル声優に飽き飽きしていたところに大物新人。
アイドルアニメにアイドル声優をつかってしまったらアイドル成分がぶつかってしまって物語に集中できなくなってしまう。非常に賢いキャスティングに感じた。またファイルーズという声優さんの存在価値についてまた一つ気づいてしまったよな作品。
加えて、モブキャラに人気声優をちゃっかり使っちゃうところが、この作品のにくいところ。
EDの桃色の片思いはやや使い古されたような感じもするが、まあ妥当な線だと思う。
 実はこの作品非常にテクニカルでオタク向けのアニメなのかも知れない。
7/10


◇ランウェイで笑って
 少年誌の爽快な王道ストーリー。
 絶対的な逆境に立ち向かう主人公とヒロインの姿を見ていると流石にそれは漫画だから成り立つけど…みたいな感想がわき上がってくる。
 若干サイコパスっぽい主人公の育人君の声が花江夏樹だったのがはまり役すぎて裏でアテレコしている気配が無かった。
 服飾という縁があるようでない世界で小身のモデルと貧乏のデザイナーというわかりやすい設定のもと、世界を駆け上がっていく様子はとても勇気が貰える。やはり王道路線はとても気持ちが良い。
服ってただの布じゃないんだなとアニメを通して感じることができた秀作。
 この作品の惜しいところは主題が服ということで、ターゲットがやや曖昧になっていることでどう見たら良いのかすこし困惑することだろう。
9/10


◇マギアレコード 魔法少女まどか マギカ外伝
 ソシャゲってそんなにつまらないのかと感じさせられた1クール。
初期のイベントを淡々とこなしていくだけのとにかく退屈なストーリー。
キャラの魅力も世界観もたいして伝わることもなく、ただ元のまどかマギカがちょっと時期が良かっただけで外伝は駄作過ぎると直に思ってしまった。
 しかし、どうもまどかマギカの人気と、ソシャゲの成功を逆手にとって1クール目はただの序章で非常に贅沢なアニメ作りをしていたようだ。1話に来るであろう視聴者を引きつける内容が最終盤でようやく出てきたときにはもうこのアニメに飽きて集中してみるのをやめていた。
 どうも、この作品は1期の作品群をしっかりと見て、ソシャゲもキッチリやっている人むけの作り方だ。
 外伝第一クール目をもう一度見る必要があるのかどうかは第二クールが終わってから判断しても遅く無さそうだ。
まどかマギカは後から話題になる。そういう作品だったと思う。見るべきアニメか判断するには全話終わってからしかできない。
3/10

◇異種族レビュアーズ
 超えちゃ行けないラインは大きく超えたらもうセーフ。?
本来の深夜アニメはたまーにこういうアニメがあっても良いと思う。
しかしやり過ぎである。異世界でありつつもなぜかそれが、男性の気持ち悪さを感じる結果になった。
不思議なことに、今までアニメのおまけだったようなシーンがメインになると喜びよりも嫌悪感の方が強くなったのが不思議。なによりもそういうジャンルがあるんだと勉強?になる作品。
このアニメが深夜アニメ業界にとってプラスなのかマイナスなのかすこし冷静になって考える必要があると思う。
クリム君に助けられた1クール。
5/10













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