2015年7月2日木曜日

2015年 春アニメ 完走レポート


4月よりも5月が、5月よりも6月が辛かった春も終わりを告げました。


■お品書き

ショートwebアニメ
◇アニメで分かる心療内科
◇旦那が何を言っているかわからない件2スレ目


◆1クール 
◇トリアージX
◇SHOW BY ROCK!!
◇プラスティック・メモリーズ
◇パンチライン
◇ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
◇山田くんと7人の魔女
◇響け!ユーフォニアム


◆1クール 二期以上
◇ハイスクールD×D BorN
◇ハロー!!きんいろモザイク
◇やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
◇ニセコイ:
◇てさぐれ!部活もの すぴんおふ~プルプルんシャルムと遊ぼう~


◆分割 一期 二期 変則
◇殻機動隊-ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE-
◇グリザイアの楽園
◇Fate/stay night UBW2nd


◆2クール以上
◇ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース




◇アニメで分かる心療内科
 あのランドセル3択の一ページが非常に有名な漫画がアニメ化。
こんなくだらない作品だったのかと驚く。
あまりにもしょうも無いギャグが連発されているのは実は作者が病んでいるのでは無いか。
3/10
アニメで分かる心療内科 熱々ろうそく編 [DVD]


◇旦那が何を言っているかわからない件2スレ目
 回を増すごとにだんだんと夫婦になってきた感が増すこの旦那
頭がしゅわしゅわーっと消えて行ってしまいそうな雰囲気。
旦那の実話を少し脚色して作品にしているとは言え、
なぜ若干懐かしいような気分になっているのだろう?
4/10
旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目 [Blu-ray]




◇トリアージX
 AKBの存在はそんなに気にならないものの全体的なチープ感がどうにも気になる。
BDでは湯気や光をトリアージだけ頭に残るものの売り上げは厳しそう。
10話と言わずにOVAから…いやこれ自体がOVAみたい
いつもの角川宣伝アニメ出会ったと思う。
3/10
トリアージX 第1巻 [Blu-ray]


◇SHOW BY ROCK!!
 サンリオが作った王道音楽アニメ。CGの良さが光る異世界ファンタジー。
3Dが逆に美しいと思えたのはおそらくあのミスモノクローム以来であろうか、3Dへの嫌悪感はもはや過去の物らしい。
なぜ深夜に放送しているのか。なんだかんだいって大きなお友達向けはコアなファンがつくらしい。
アイカツが終わったらしい今次の狙いはショウバイロックになるようなならないような微妙な線。
 最も評価したいのは全体を通した統一感と美しい〆。ちゃんと終わらせてくれる安心感はなんとも頼もしい。
最終話での、ポケットから出てきた一枚のギターピックにすべてが込められていたような気がする。
最後の最後で千と千尋の神隠しのような異世界での生活を思い出させる演出はとてもしびれる。
6/10
SHOW BY ROCK!! 1(イベントチケット優先販売申込券付き)(新規書き下ろしキャラクターソングCD(2曲)付き)(アプリゲーム「SHOW BY ROCK!!」アニメオリジナルURブロマイドDLコード付き) [Blu-ray]


◇プラスティック・メモリーズ
 なぜかAB!と比較されるらしい本作品は無難に普通にあたりまえに終わった。
結局の所アイラにどれだけ感情をもてたかが楽しめたかのラインだろう。
折角ギフティアという設定があるにも関わらず何にも生かされず普通の余命1週間の嫁みたいな終わりであった。
近未来的要素やアニメ特有の何かが大きく足りなかった。そうギフティアがあまりにも人間過ぎて謎すぎた。
新聞に一面広告を載せるほどの作品では無かったのはたしか。
タイトルをもじって借りるならプラスチッキーで安っぽい造りであった気がする。
5/10
プラスティック・メモリーズ 1【完全生産限定版】(イベントチケット優先販売申込券付) [Blu-ray]


◇パンチライン
 個人的には今期一番の問題作であったように思える。
思い返したら結構頑張って作っている感じはあったものの得られたのは何もないという。
 パンツを執拗に誇張した本作に感じたのはただ、パンチラは目的じゃ無いく副産物でなければならないそれだけである。
パンツにタイムリープやロボットを絡ませたところでパンツ以上のものには鳴らない気がする。
パンティー&ストッキングレベルにまで突き抜けたらまた話は変わってくるのかも知れないけれど。
ノイタミナの中でも小室を取り入れたり過去の人気作品の人気要素を頑張って作った感があるだけにもったいなさはトップ3に入りそうではある。
ついでにノイタミナもったいない作品のトップ2はガリレイドンナと…まあいい。
2/10
パンチライン 1【完全生産限定版】(イベントチケット優先販売申込券昼の部封入) [Blu-ray]


◇ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
 これで良いようなまだいけるような。1クールアニメだけど何かが劇的に不足している気がする。
ありふれたのMMORPGを普通にプレイしているだけの作品ともとれる。
SAOのネトゲ部分だけを取り出したような感じではあるが、単純でさっくりとみられる感じの作品といったらあたりは良いだろう。
 またライトノベルだからこそのシンプルさ、わかりやすさがあるので無いだろうか。
にしても、設定理由付け、アニメ内では一切の説明が無く分からないところも。
このあたりはBDのおまけ程度に冊子か何かがついてくるのだろうか。
もう少し緻密にストーリーを練り込めばJCの代表作にもなれそうなオーラがあっただけにやや残念。
 ラノベらしさとはなにか、深夜の1クールアニメに必要なこととは何か考えた一作。
いや、ヒモになりたい。ヘスティアのヒモになりたい。?
6/10
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」Vol.3<初回生産限定版> [Blu-ray]


◇山田くんと7人の魔女
1クールで7人もヒロイン出すのかと思ったら枠が全く足りてなかった。
良くある設定だからと行ってそれをメインに持ってくるのでは無く、
ドラマ的な声優アニメ。よく考えるとキャストが結構豪華なのである。
早見沙織を上手く使った技能賞的作品。つまりは声優が主役であると感じた。
7/10
山田くんと7人の魔女 コミック 1-15巻セット (週刊少年マガジンKC)


◇響け!ユーフォニアム
 アニメはまだ進化するのだと言わんばかりのカメラワークと空気感。
ソロパート決議までの流れに感じる部内でのざわめき感
最終話コンクールでの張り詰めた空気感
映像から感じる凄まじい緊張感の醸しだし方は今までのアニメでは感じたことが無いレベルまで達していた。
話だけのおもしろさとしては王道一直線の普通の話ではあるけれど
氷菓の日常ともけいおん!のギャグ調とも違う本気の部活アニメが誕生したようである。
 お祭りの話では二人の少女が話しているだけでとんでもないエロティックなシーンに仕上がっていて
視覚から聴覚から感じられる以上の空気感。広場のみならず二人の匂いまでもが漂ってくるような
これまでの二次元作品の枠を大きく超えて三次元でも感じ得ない四次元空間のような凄まじい表現力には脱帽するばかりだ。
 ただでさえ音楽アニメで楽器やオーディオが毎回登場して音楽があってそれだけでも十分な好物であるというのに
京アニというコンフォートがよりいっそうユーフォを好きにさせる。
 不満があるとしたら一点だけ、京アニはOPED曲がまともに作れない。そこだけが少し残念である。
ポニテの久美子がただけいおん!の憂にしか見えないのはきっと同じ役者さんなんだろう。
このあたりはジブリで十分に経験積みなはずだ。
京アニの挑戦は確かに心へ響き渡った。人気や売り上げがどうであれ二期を作るべきである。
10/10
響け!ユーフォニアム 1 [Blu-ray]

サントラも注目の作品に仕上がっているようだ。※7月8日発売。

TVアニメ『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック おもいでミュージック



◇ハイスクールD×D BorN
ラノベアニメ特有の話が進むにつれてキャラが増えすぎた結果話が纏まらなくなる現象。
第三期と言うこともありキャラが増え戦闘がややこしくなってしまいもう少し丁寧にやって貰わないと何が起きているのか今いちわからない。
ここまできて話がやたら端折られていたりキャラの質が悪くなってきていたりまだ次が作れそうではあるけれど次があったらそのまま1話で切りそうだ。
なにより、北欧神話について今一度補習が必要のようだ。
5/10
ハイスクールD×D BorN Vol.1 [Blu-ray]


◇ハロー!!きんいろモザイク
 シュールギャグが渋く光る仲良し日常系アニメ。
なぜか一期よりも楽しめた気がする第二期。
第二気になってそれぞれの関係性が密になっていくにつれなぜかこちらが辛くなってくるのは夢を見すぎているのだろうか。
第一期以上にカレンの存在がきになった。あんなに積極的で元気な子がいたら先生ですら引けをとるのも仕方ない。
ギャグ調の日常アニメでさえもなぜか視聴者と物語との不思議な一体感がえられる。
美少女動物園と言うより美少女幼稚園と言った方がしっくりきそうなそんな感じだ。
8/10
ハロー!!きんいろモザイク Vol.3 [Blu-ray]


◇やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
 原作にアニメが完全に追いついてしまいどうなるかと思ったら原作通り次へ続くエンドであったらしい。
何度見ても分かるところは少なくともこの俺ガイルは雰囲気を楽しむ。そうギスギス感をキャピキャピ感を。
どこまでもミニマルにリアルに描かれてた人間関係はどこかしらの共感が得られる。
分からない話が分からないように、悩むことに悩み始める。ただそうできているとしか言いようが無い。
 少し前のとらドラ!の数学的アプローチとは対照的であるがなにか似ている感じがした。
本物が欲しい、が本物とは何か?分からないことを延々と考えこじらせていく哲学的アニメ。
このタイミングで放送されていた俺がイルのお陰でいくつか心が軽くなった。これは一昨年に一挙放送を見たお陰でもあり偶然でもある。なんにしても感謝したい。
なんにしても、Hallo Aloneを超えらる3種類のEveryday Worldが聴けただけでも十分に満足できた。
 余談であるけれど、東山奈央の存在感は今後いっそう増しそうであるけれど花澤香菜のような使われ方はどうにも避けてもらいたい。引き立て役としての今の魅力のままでいて欲しい。
7/10
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第3巻(初回限定版)(イベント優先販売抽選申込券封入) [Blu-ray]


◇ニセコイ:
 ジャンプらしいやり過ぎ感のあるギャグとぶっ飛んだ設定にもずいぶん慣れた気がする。
ここでもまた東山奈央の存在が大きく感じるのだけど、それ以上の価値は感じられないいやそれだけで十分に成り立っている。
 シャフトだからジャンプだからとみないのはそんなのかも知れないいや見なくて良い聴き感じるのだ。
シャフト特有の変則EDにはいろいろ意見がありそうではあるけれど個人的にはメインを一個用意して貰いたい。
音楽と共に覚えられるアニメというのは結構多いと思う。
5/10
ニセコイ: 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]



◇てさぐれ!部活もの すぴんおふ~プルプルんシャルムと遊ぼう~
 いろいろと無理している感じがした第三期。さすがにもう飽きが来たかも知れない。
ただ限界ぎりぎりの下ネタ合戦は通常のアニメでは見られない。
しかしてさぐれメイン4人は結構な実力なのだと思わせられた。
コラボはともかくなぜ30分アニメで作ってしまったのか、ネタも制作も万策尽きてた。
5/10
てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう Vol.1【イベントチケット優先販売申込券付】 [Blu-ray]




◇甲殻機動隊-ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE-
ほとんど何も分からないまま終わってしまったが若干の世界観やアクションのおもしろさは伝わった気がする。
初めてマトリックスを見たときのようなわくわく感は確かにあった。
この感情を持ちつつ第一期を見たらきっと間違いない。
ある意味での必修科目的存在を成している甲殻だけにいつかは通しで見ておきたい気がした。
そういったきっかけを与えてくれただけでもこんかいボーけーっと1クール見たかいはあったと思う。
それにしても真綾がずっとキャラに馴染まなかったのは真綾がずっと実写寄りの声で演じていた製だろうか。
5/10
攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT [Blu-ray]



◇グリザイアの楽園
 エロゲー界の自分の中での常識を打ち破ってくれた一作。
つまらないと言われていた楽園編もアニメだからこそ上手くまとめられていたようだ。
CLANNADのASを見たときにも感じた第一期での基盤作りはやはり大切である。
今思うと前半部の方が蛇足のように思えるほどに後半の怒濤の展開にはひたすら驚いた。
設定をいくら盛っても盛ってもこぼれ落ちない器の大きさに驚いた。
最後のタナトスさんこと姫一の義手の落ちをみるとああ全部夢だったんだなと視聴者は現実に帰られたような気がした。
7/10
グリザイアの楽園 第1巻 (渡辺明夫描き下ろし収納BOX付き初回限定版) [Blu-ray]


◇Fate/stay night UBW2nd
 もはや古典作品として扱われるFateの源流をようやく確認。
2クールに渡りどこまでも緻密な作画と共に。
最終話のエピローグのやりきった感とわくわく感は不思議。
凜ちゃんはともかくセイバーさんの見せ場は一体どこだったのだろうとやや頭をかしげた。
ゲームだからこそ√ごとのバラつきはあってもセイバーさんよりもずっと凜にしか目が行かなかった。
 そう凜を見ているとこの物語がアーチャーと士郎の話であることに気づかない。
公式HPをみてもロゴを見てもどこを見てもアーチャーと士郎が背中を合わせているようだ。
なんにしても今後関連作品が出ようとも見る必要は無いかなと感じる。
男同士の葛藤というものはもう少しバサッとすっきりと終わる物ではないだろうか。
6/10
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box Ⅱ【完全生産限定版】


◇ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
古典と言って良い名作はいつまでも色あせない。
ポルナレフのあのシーンのための4クールであったといえそうだが
見所をあげていったら本当にキリがないくらいにいろいろあった気がする。
試聴の1年の中に壮大な冒険がたしかにあった。
4部の制作はまだ決まっていないようだけれど放送されたら一話がどうであれ見ないといけないと思う。
それにしてもあのEDは毎回誰が決めているのだろうか。
9/10
ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース エジプト編 Vol.6 (アニメ原画集付)(初回生産限定版) [Blu-ray]

アニメの視聴も最近苦しくなってきた。
次クールからはもっと量を減らしていかないといけないかも知れない。

今回は流すところは流しつつの弛緩と緊張の1クールだった気がする。


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