2014年 完走したアニメの総合レビュー その一 秋開始2クール&分割物

キルラキル #24

お品書き

■秋から継続 2クール

凪のあすから

ゴールデンタイム

サムライフラメンコ

キルラキル

■分割二期 第二期

銀の匙 第2期

■分割二期 第一期

バディ・コンプレックス

スペース☆ダンディ

■第一期 1クール完結

最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 

ウィッチクラフトワークス 

ノラガミ

ウィザード・バリスターズ～弁魔士セシル

ディーふらぐ！ 

そにアニ 

いなり、こんこん、恋いろは。

桜Trick

魔法戦争 

鬼灯の冷徹

Wake Up Girls！

のうりん 

■第二期以降シリーズ物

生徒会役員共＊

咲-Saki- 全国編 

中二病でも恋がしたい

マケン姫っ！通 

■ショート

てさぐれ！部活もの あんこーる 

となりの関くん

うーさーのその日暮らし 覚醒編

お姉ちゃんが来た

pupa

GO！GO！575

■春へ続行

ニセコイ  

弱虫ペダル

■切り

未確認で進行形 

■秋から継続 2クール


◇凪のあすから　

マリー脚本のアタリ。毒々しさが軽減されずいぶんと楽に見られるようになった。

9/10

原作：Project-118

制作：P.A.WORKS

声優：花江夏樹 花澤香菜 茅野愛衣 逢坂良

構成：第一期 24分 2クール

好み：★★★☆☆

PAの背景がどんどん緻密になっていく、この清涼感は夏に見たかった

シリーズ構成の岡田麿里でどうなるか見物。

まともに話を追っていないと一話がピークになるタイプ。

キャラデザは魚みたいな目が特徴的。

◇サムライフラメンコ　

どうしてこのアニメを2クールやろうと思ったのか？

序盤のわくわく感。戸松キャラの面白さ。そこまではよかった

迷い迷って着地したのは、本当に純情ロマンチカであった。
サムメンコを1クールガリレイを2クールがどう見ても正しい。
それから後藤さんの話はそれで映画が一本出来そうなおもしろさ。

5/10

◇ゴールデンタイム

　胃より先に頭がやられそうです。

アニメルンルンキャンパスライフに激欝かとおもいきや現実とはあまりにも遠く辿りつけるような物ではなかった。

キチ主人公を支えるヒロインがキチイ…
とらドラ！の成功を見てゴールデンの2クールだとおもうのだけど
明らかにキャラ設定に無理がありすぎて息苦しい。まともな人が二次元くんくらいしかいない。
　大学を舞台に恋愛物を作るというのは難しいのか？にしてもお祭り研究会ってどうなのか？
　JCの謎演出にもなんだか違和感ばかりが残る。

4/10

◇キルラキル

熱い、熱すぎる。主人公の小清水の声がまたなんともマッチしていた。
バトルの緊張感の中にもマコという緩和剤があって視聴者はずっと緊張と弛緩を繰り返す。
総集編もアバンで終わらせてしまうものすごい勢い。どんなに勢いづけようともしっかりと休憩ポイントを挟んであり視聴者の負担は少ない。

なにより同人屋がどんなに苦労しようとも辿り着けない処にある作画力。これには圧巻でこの世界はこのスタッフにしかだせないのではなかろうか。
視聴者をギリギリ置いていかないさくさく進むテンポの良さ。
一括された一切ぶれない「服と人間」というテーマ。
序盤針目ヌイの設定はやり過ぎでこれは失敗だと思ったら終わりにきっちり納得のいく理由があり無駄なキャラではなかった。

さらには最終回、ユーザーへ二次創作をしてくれと言わんばかりの終わり一応BDに後日談が付録されるらしいがこれもまたスタッフはあまりにユーザーを分かっていて驚く。
週何十本とアニメを見ずともこのキルラキルさえ見てしまえば満身創痍満足できそうだ。
グレンラガンはもっと凄いとかどういうことなのか？

9/10

■分割二期 第二期

◇銀の匙 Silver Spoon 第2期　

NHKアニメよりもNHKアニメらしい努力系畜産アニメ。

入学からずいぶんと凜々しくなった八軒は一体卒業するころにはどうなってしまうのか。

この手のお話は子供の頃に見て大人になってみると大きな発見があるというお得アニメである。

ぜひNHKでそのうち再放送して欲しい。さりげなくEDもNHKのようで元気で前向きだ。御影の中の人三宅麻理恵の声をあまりにも気に入ってしまったのだけど今後どれだけ聴けるか少し楽しみである。
　恋愛もするし部活もするもちろん勉強もなにもかもするのにしつこくない。全国の中学生が高校の選択肢を誤ってしまうのも頷ける。

　一見怖い八軒父も実はいい人。そうこのアニメの登場人物はみないい人。安心して見られるアニメっていいよね。

しかしながら映画の宣伝のために作られてようなアニメで第3期があまり望めないのがあまりにも残念だ。
まあ困ったときは音の鳴る方へ行けと。

8/10

■分割二期 第一期

◇バディ・コンプレックス

カップリング言いたいだけのアニメ。

いくつかのデジャブを体験した後に、2クール目に続くよ。

確かにカップリングシステムは割と新しい発想でヒロインもそこそこ魅力的であった。
もうサンライズロボアニメは限界か？そもそもロボアニメを作りすぎである。
日常アニメよりも需要が少ないロボアニメに今後活路はあるのか？

4/10

◇スペース☆ダンディ

想像以上を超える哲学的ストーリー。
現代アート路線で表現の限界を超えたアニメで途中では本当にいろいろ危なそうな人が作っているのではないかと思わせる凄まじい演出など表現力は多彩だ。

古き良きパロディーや定番を盛り込みつつダンディーとして昇華されていた。
これは何かときかれたらダンディであるとしか答えられない。
　一方で適当な目線では、おばかスペースコメディーとして非常に緩く見ることが出来、ストーリーを追う必要もなくリラックスして次回に望める。
若干の加齢臭とスタッフの勢いを感じるアーティスティックアニメ。

第二クール目に大期待がもてる。
ダンディとは何か、考えるな感じろ。

7/10