2012冬 終了アニメ 総合評価 レビュー 1クール編

お品書き
■1クール新作
☆Another
☆パパのいうことを聞きなさい!
☆ハイスクールD×D
☆妖狐×僕SS
☆男子高校生の日常
☆テルマエ・ロマエ
☆キルミーベイベー
☆戦姫絶唱シンフォギア
☆あの夏で待ってる
■1クール 第二期以降
☆アマガミSS+plus
☆夏目友人帳 肆
☆偽物語
☆ゼロの使い魔F
☆探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕

■分割2クール1クール目
☆リコーダーとランドセル
☆輪廻のラグランジェ

■再放送
☆日常

並べてみたらすごい数をこなしていたことがわかる。
ここまでアニメを見続けていると一日4本くらいが普通になってきた。





☆Another
初めての本格ホラーでしたが後半現象さんが加速するにつれてギャグアニメになってきたような気がします。
1クールで丁度良かったようなもう少しじっくりやって良かったような、なんとももやもやする終わり方でした。
まあ推理ものではないので全てが解決するわけもなくそれがホラーなんでしょう。
全体を見て改めて1話をみると答えが丸出しになっていて驚きます。
しかし鳴ちゃんが生きているのかどうかもわからない初見1話でわかるはずありません。
主人候補生が
一番の驚きは海に行くサービス回でもちゃっかり現象さんが発動しているところ。
行く途中大型タンクローリーがすれ違ったり水木回ですらちゃんとホラーホラーしていました。
あのスクリューが頭?に当る音はもう聞きたくないくらいトラウマです。
それにしても音量がかなりでかいアニメだったとおもいます。
終始ウーハーがとどろいていました。雷とか爆発とか
原作のイラストがのいじさんということで中途半端な萌えアニメになるかと思いきや思いっきりホラーでした。
夏にやれば良いのにね。
8/10



☆パパのいうことを聞きなさい!
ここまで視聴者の願いが届かなかったアニメも珍しい。
妙に現実ぽっさがでてしまいラノベお得意のご都合主義が生かされず終始主人公にイライラした感じでした。
物事を適当にやり過ごすとすぐご都合主義と言われてしまいますがアニメだから良いじゃん?って。
OPのHappygirlとはほど遠い内容で、3人もかわいいヒロインがいるのに全くハッピーになれない。
小さな「ひな」にはなにか引きつけられるものがありました。
なぜかはやった「ひなだお!」「おいたんだれ?」一体何だったんでしょうか?
続きはやらなくて良いかな。まあ最終話だけタイトルコールで綺麗に終わりました。
3/10



☆ハイスクールD×D
今までになく面白いエロアニメ。エロアニメなのに面白い。
主人公がリアルティのある男子でちゃんとエロアニメしてました。
王道ものは見やすくて良いなと思いました。子安キャラがちゃんと小物で…主人公が覚醒して…
はやり主人公にちゃんとした意思があり欲求のまま動いてくれるというのは気持ちいいものです。
そらのおとしものの主人公に近くて少し違う骨のある主人公でした。
現実でなくてもアニメだからこそ許される。これぞ深夜アニメ。
良質なアニメの第一条件にヒロインも美しく可愛くかかれいていることがありましたが満点です。
EDのぬるぬる作画。あまりの気合いの入りように唖然としました。曲も可愛く仕上がってました。
原作を見ると第三期くらいまでは余裕で作れそうな勢いです。
ただ
9/10



☆妖狐×僕SS
前半いまいちりりちお様のかわいさがわからなかったのですが、御狐神との文通の話を聞いていたら
いつの間にか虜になっていました。この御狐神という男はどれだけレベルの高い変態だとつっこみたい
SMバカの蜻蛉(かげろう)の出現でもかなり面白かったと思います。
これぞとばかりに全てのものをSM判定していくのはすこし流行りそうでした。
何より杉田の声がぴったりと合っていて、楽しそうに仕事をしている様子が見えました。
第二期があるのでしょうか、りりちおさまが悩みに悩んだコーヒーの件が全く解決していませんでした。
原作ファンの話ではとんでもないことになるらしいのでかなり期待していたのですが最終話でも解決せずかなり気になるところです。
このアニメに何が足りないかと言われると、ずばりハイライトです。光が足りません。
絵が全体的に暗めでした。可愛い女の子はもっとキラキラしているべきだと思います。
頻繁に絶対領域のあたりが描かれていましたがこれにすこしホワイトを足したら合格でした。
りりちお様の地味さを表しているのか色使いがなにか地味すぎてろろみやさんに負けていました。
たまにはもっと華やかな色もいいのかもしれません。
そこだけ何か惜しいなと感じたところです。
それから妖怪設定があったのを途中忘れていました。ただの恋愛ものにしても良いのですが。
やはりアニメなので少しばかりぶっ飛んだ設定もありでしょう。いらないと言えばいらない。
でもあった方が話が広げやすいかな?
7/10



☆男子高校生の日常
当初笑いどころがいまいちわからなかった、ただただ暑苦しいアニメだったのですが、
何話だったかのりんごちゃんが以外にも可愛く面白く悠木碧ちゃんの声も合っていました。
しかし杉田これはいただけない。いかにも女性受けしそうな声優集めた感じがいただけない。
本編はギャグ一本でまとめてさりげない萌えを取り入れてほしかった。
おもしろ話とくだらない話の温度差がかなり気になった感じで退屈なところは音だけ聞いて作業していました。
この手のアニメは真剣に見なくてもいい本気で理解しなくても先々困らないこれが利点です。
ゆるーく見られて適当に笑っている。しかしもう少し丁寧な絵が好きだなと思ったところです。
ただ最終話だけは特別仕様で尻からの放送、夢落ち、エンドカードなど凝っていたなと。
で、なんでギャグアニメを見てセンチメンタルしているのだろうと。なぜか笑えない青春がある。
5/10



☆テルマエ・ロマエ
たった3話だったのですが濃い内容でした。
風呂とローマだけでこれだけ面白く出来れば何だってアニメに出来る気がします。
FLASHアニメだったのですがきちんと作って放送すればもっと人気が出たんじゃないかと。
なんともシュールなアニメだったのですが日本の風呂が好きになる話でした。
8/10



☆キルミーベイベー
4コマ漫画原作はここまでゆるくなった。登場人物が毎回3人以下というなんとも低予算なアニメでした。
わかりやすすぎて眠かった本作は終盤になるにつれて加速していきなんとか普通に見られるレベルに達しました。
スタートダッシュでかなり出遅れた感じです。よくまあ13話もつくったなと逆に感心してしまいました。
やすなとソーニャの二人を軸に話が進んでいったのですが、最後まで見てもこの二人の関係は何とも不思議です。
どちらがアスペっぽいかと聴かれたらソーニャちゃんの方が来ているように思います。
いや…やすなもかなり来ていましたね。
一言で言ってしまうとくだらないとなるのですが、殺し屋が何の隔たりもなく学校にいて友達がいて…
変なアニメでしたね。癖になりそうでならなかったB級アニメでした。
4/10



☆戦姫絶唱シンフォギア
今までの大ヒットアニメを総括したらとんでもない糞アニメができあがった貴重な例。
あまりに適当に見ていたために内容がまるでわからないのだけど、
そこまでして見るまでもないと言うことろだけわかりました。
この手のアニメには数種類あって作画が良い、音楽が良い、ストーリーが良いとかあるのですが、
水樹奈々や高山みなみを起用してまでも依然B級臭ささは取れず。
あまりにも直接的すぎたのがいけなかったと分析しました。マクロスなら歌よりもロボットがあって
エンジェルビーツなら作画や設定に目が行きました。がシンフォギアはどうでしょう、
どこを見て良いか、見るべきところがなかったように思われます。
まあ歌いながら戦うという頃から破綻していたのでしょう、
戦う即ち残虐行為をしながら歌うというのはあまりにもシュールでした。
歌の力は否定しませんが、戦えるようになるのではなく回復するとかもう少し工夫が欲しかったところです。
唯一の救いは敵であるノイズのデザインがokama氏で可愛かったところでしょうか。
1/10



☆あの夏で待ってる
それほどまでに期待されていないのに数多くあったアニメの中でもなぜか目立った本作。
後語り口調で話が進んでいったのに最手話はあっけなく終わってしまい非常に惜しいことをしたと思う。
あの花と比較仕様と思った趣旨がずいぶんと違いました。
ここでも思うのだが、ただの恋愛ものにしても十分通用するような気がした。
僕たちは青が好きです。イチカ先輩はさっさと故郷に帰ってくれれば…
中盤までの青…サブヒロインを応援したのは久しぶりで胸が熱くなる思いでした。
あるいみ途中までは一番のめり込んでいたかもしれません。
主人公のキャラデザは女性に受ける感じを狙ったそうですが、男女問わずあのデザインはどうなんでしょうか?
アニメの主人公というものは基本無駄にもてるものなんですがこのキャラデザでは納得できません。
青がもうちょっと報われて言えたらすっきり終わっていたかもしれませんがこういう終わり方もありでしょう。
このアニメのもう一つのポイントは檸檬先輩の存在で先輩のような何でも知ってるこなせるどらえモンの
様なキャラクターがいることによって話が自然に進みます。まあひとりだけ不自然なんですが。
このあたりだけうまく設定がされていたなと思いました。
最後に上映された自主制作映画はハルヒの方が数段上だった気がします。
と、まあ映画作りが本作の課題であったはずが何か違う方へと趣旨がずれていった気がします。
7/10



☆アマガミSS+plus
紳士の変態っぷりに目が離せなかった前作、ちょっとした補足・小話の寄せ集めでした。
しかし内容はかなり濃く一人一人の個性があふれる内容でした。
相変わらずの橘さんはなぜか一緒に応援したくなる憎めない主人公。
この辺りはさすが一般ゲーム原作です。第一期と違い一人2話しかないため何か物足りなさを感じました、
これはぶつ切りにしないで3人やって1クールみたいなかたちが良かった気がします。
どのキャラも主人公と濃厚な恋をするのですが幼なじみの太いのだけなぜかキスしただけで終わりました。
幼なじみってこんなに恵まれないポジションでしたっけ?それから、悪友のWAKAMEとの違いが少し気になります。
出来ることなら第三期もみたい気がしますがさすがに弾切れのようです。
スピンオフでみゃーの話とかスト子の話があれば万々歳かもしれません。
6/10



☆夏目友人帳 肆
さすがにもう夏目はいいかなーと思っていたところでしたが、最終話では危うく泣くところでした。
やはりこの作品いい話です。しかし青年が主人公であやかしが出てくる割に熱さが足りない気がします。
特に主人公の夏目が男の子っぽくなく性欲を全く感じさせないのでまるで病人みたいです。
飽きる原因としてははやり抑揚が足りないのでしょうか。
夏目友人帳を腐敗させた一番の原因としては名取さんの存在が上げられるかと思います。
この人が出てくると、ひやひやしてたまりません。夏目の貞操が危ないです。
それから同級生の田沼。そんなに臭くはないのですが、下手すぎて?いやあまりにも日本人らしさがでていて
これもまた不自然でした。もうちょっとがつんと来る人がいないものかとおもいます。
本作に出てくる人たちは不自然にいい人過ぎて逆に怖いのです。
いやこの作品では怖いものは妖怪だけとなっているのでしょうか、それでも夏目サイドの妖怪達もやさしい。
第五期があるとするなら出来るだけ薄い本の存在を頭から抹消して見るのが良いんじゃないかと思いました。
それから1話から的場と戦うシーン?がありましたがこの問題が放置されたままでした。
4期できっぱり終わるのかと思いきやまだ続きそうです。
6/10



☆偽物語
OVAで出せば3話で済むところをだらだら1クールやった感じがしました。
それでもなぜか楽しめてしまったのがシャフトの不思議なところで
他のアニメ会社が作ったら猛批判されていたところでしょう。
それでも最後だけ駆け足になってしまったのはどういうことでしょうか?
タイトルの偽というのはスピンオフという意味もあるのでしょうが、やはり妹のことなのでしょう。
本題にはいるまでずいぶん話を引き延ばされた気がします。
それでもエロシーンは伝説になりそうなほど手の込んだものでした。スタッフは病気ですね。
第一期は何も考えずに見ていたのですが今回は台詞一つ一つをよく考えながら聴いていました。
なんて回りくどいやっかいな言い回しが多いのだろう。
やはりこれはアニメではなく小説で読んだ方が楽しめるのではないかという結論に達してしまました。
キメ顔さんの不自然さとか貝木さんがポンデリング喰ってる不自然さとか。
いろんな意味で面白い作品だなとかんじたのでした。
7/10



☆ゼロの使い魔F
一時代を築き上げたアニメに終止符が打たれました。本作は第一期しか見ていないのですが、
なぜだかルイズが遠い遠い存在になってしまった気がしました。自分自身しか見ていなかったルイズが
4期ではサイトしか見ていません。ツンデレといえばルイズ、ルイズと言えばあのコピペ、
僕等が気づいた頃には、デレしか残っていませんでした。ツンは品切れのようです。
それにしても最終回F2戦闘機120億円が木っ端微塵になり防衛省の幹部の首が飛んだことでしょう。
今頃気がついてのですが、第一期でちらちらとシーンが変わるごとに出いていたワイプ?が
消えていて見やすくなっていました。
いつの間にルイズのキャラデザも古くさいものになってしまい何とも感慨深いです。
6/10



☆探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕
ここまできもちのわるいアニメがあったとは。
第一期から比べたらかなり失速している感じがしましたがそれでも
ドミノ倒しのように押し寄せてくる突っ込みポイントはすさまじいものがありました。
それと同時にミルキーホームズがどんどんくずになっていって…三期ではどうなるのでしょうか?
しかし話の内容は依然トイズを失って~と言う流れであまりひねったものではありません。
この作品の一番の魅力がトイズなのにそれが使えないとは勿体ない。
ラードのお化けというとんでもない展開には驚かされました。アニメで月が出たらラード。
前作から本作まで一番のツッコミどころはこころちゃんの進化するIQ何でしょうか?
5/10



☆リコーダーとランドセル
犯罪臭しかしなったけど本当に警察が毎回出てきて13話同じ話を見ていた気分です。
ある意味かなり突っ込みどころのあるアニメでした。
次作のレではすこし変えてくるようです。
しかし、本当に三分というのは短いなと感じました。それでももっと見たいという気は起きませんでした。
4/10



☆輪廻のラグランジェ
序盤ではあんなに楽しみにしていたのにもかかわらず途中放送されたNHKクロースアップ現代で
化けの皮が剥がされ、なんとも気分の悪い作品になってしまいました。
といいつつも鴨川はかなりの宣伝効果があったのではないでしょうか?
おいらどん?おらいどん?何だったか忘れましたが提案通りちゃんとアニメに出現していて笑いました。
それでも気合いが入っているのか日常パートも戦闘シーンもしっかり作ってあり見応えはあったかと思います。
全体的に空気の色に拘った感じがしまいた遠くの景色の淡さが
表現されていて綺麗だなと思いながら毎回見ていました。
このアニメは色使いが全てかなと思わせるほどです。オクスアウラ?が三体揃ったときの色のハーモニー。
未だ謎はたくさん残っていますがこれは2クール目への布石でしょう。期待しておこうと思います。
そうそう、主人公が毎回つかう「まるっ」は「ホビロン」同様使うと笑われてしまうでしょうか。
しかしアホで元気で前向きな主人公というのは良いものです。それだけで見る気になれます。
7/10



☆日常
京都アニメーションのベンチマーク差品それが日常。NHKの神編集で最大限までおもしろさが際立ちました。
原作が原作なら忠実に作ってしまう京アニが手がけてしまうとがっかりなことになってしまいます。
そこをうまく補修したのがNHKでした。京アニに足りないのはシリーズ構成かなと。
この手の再放送はもっとやってくれたらみんな幸せになれるんではないかと。
本編の内容に触れると、日常の主人公はやはりゆっこだったのかなと思いました。
ゆっこが出てくる話にハズレが少ない気がします。逆にはかせパートは賛否ありますが、
あれはあれで面白いかなと思います。教育でやるとはかせが一段と面白く見えました。
人生嫌なこと辛いことがたくさんあります、
そんなときはわがままな「はかせ」になってしまえば良いのです。
他人に迷惑かけても良いのです。思い切ってはかせになってみよう。
まあこれは「なの」になってくれる人がいたらの話ですが。
それと、なのについてる「背中のネジ」は現実に置き換えると、現代の何なんでしょうかね?
そんなことを考えたはかせパートでした。
10/10


今回はまたぬるぬるねちょねちょと長ったらしく書いてしまいました。
休み休み3時間ほどかけてここまで書き終えました。
もう少し良いキーボードが欲しいなと思ってしまうほど指が疲れました。
頭が動きらない序盤と疲れて手も頭も動かなくなってくる終盤はどうしても
良い言葉が見つからなくて困ります。
ついでに上から順序通り書いていきましたがだんだんと読みにくくなっていないか心配です。
まあこんな文章読んでくれる方1000人に1人いれば喜べます。
次回は2クールアニメについて感想を書いていきます。