2011年10月4日火曜日
2011夏 終了アニメ 総合評価 感想 2クール編
一度に書き上げる気力がなかったので今回ばかりは分割させていただきました。
前回1クールもののみの感想でしたが今回は2クールものの感想です。
最近なぜかまた2クール以上のアニメが増えつつあります。
1クール使い捨てが多すぎて見ている方も流石に異変に気づいているはず。
作っている側はもっと危機感があるはず。
1クールだとどうしても説明不足だったり自由度が足りなかったり
なんとも不完全なものになってしまうことがおおいです。
1クールでも名作はありますがやはりやっと好きになったキャラクターに3ヶ月で会えなくなるのは寂しいもので。
2クールアニメこそが真のアニメだろう?そうなんだろう? 挨拶。
☆花咲くいろは
ストーリーというのは大抵目標に向かって何かを成し遂げたりするものですが
このいろはは何か違う。何の目的もなくふらふらと日常を徘徊しながらいつの間にか終わっていた。
いったい私たちは何を見ていたのだろう?1話で感じだ高級昼ドラアニメとはいったい?
このアニメ結構うまくできていて1話で視聴者の心を鷲づかみにしてはなそうとしなかった。
すべてはマリー脚本。好き嫌いがえらく分かれそうな話作りなのだがこれがまたおもしろい。
生身の人間の生々しさがあり他の脚本家のしないことを平気でする。
しかしアニメという媒体を介すことで中和され話をおもしろくする要因となっている。
さりげなくミンチの中の人が妙に演技がうまくなっていて…いや慣れたのか?驚きだ。
しかし一番わかりやすく成長したのはなこちで1話で人前で全く話せなかったなこちが
あんなに生き生きとしているじゃないか。
そして最終話のぞうきんがけのシーン。
1話では罰としてやらされていたのにもかかわらず緒花は自分から進んでやった。
他に類を見ない綺麗な終わり方で皆大満足。
高級旅館に行ってみたくなってしまった。そしてなかいさん達をみて緒花たちを思い出したい。
9/10
☆逆境無頼カイジ 破壊録篇
これもまた第一期の続きなのだがそれ以上に楽しめたと思う。
結局チンチロとパチンコしかやっていないのだが、これだけで2クールよく作ったと思う。
原作の沼編からのぐだぐだはよく言われているようですが、あの玉の入らなさは悶絶もの。
途中ネタバレをいくつか食らいつつもあまり気にすることなく見てました。
大体演出を見ていれば勝つのか負けるのか想像がついてしまうしね。
今回と前回の大きな違いとしてカイジさんが報われた。少しだけど報われた。
地獄にたたき落とされて終わった第一期。なんだか心残りでした。
だいたいあんなぐずに大金を持たせるのは危ない。
名言の多さ、これが一番の衝撃。あーこれだったのかと。
BDの特典に後日談とか入るんだろうか?
7/10
☆STEINS;GATE
ほんとに最後まで劇場版クォリティーで終わった…
まあ途中作画が怪しかったところはあったが演出は完璧だったとおもう。
説明がちゃんとしていて初見さん置いてきぼりにならずかつくどくもなく。
ただ、タイムトラベルという題材を現代アニメに持ってきただけのような…
たしかに秋葉原改変あたりはまじめに鳥肌ものでした。アニメであそこまで感動したのは初めてです。
話自体はよくできているのだから、ストーリーそのままで
もうすこし自然な萌えがほしかったなというところが正直なところで。
るか子とかふぇいりすとかもっとまともなキャラでもいけたはず。
なぜか主人公鳳凰院きょうま様に感情移入ができなかったのが後半楽しめなかった敗因。
6/10
☆日常
4月僕はとんでもない状態で日常を見ていました。椅子に座るのがやっとの状態で見ていたのです。
この半年日常を見ながら回復していった様なものです。
忘れもしない3月11日日本に激震が走りました。
そのときから日常という言葉がとても特別で尊いものだということに気づいたのです。
最終回にわざわざ持ってきたのかあの奇跡の連続。とても小さな奇跡なんですが
そんな小さな奇跡の積み重ねがいまの日常を形作っていると思うのです。
日常の宣伝幕にこんなことが書いてありました、「日常を取り戻そう!、とにかくやるっきゃない!!」
おふざけ半分で書いた感じもありますが、この言葉にずいぶん励まされたような気がします。
また前期EDのZzz。これもまたアニメ日常をゆっこたちの日常生活を象徴している上で
ぼくたちの日常はこうであって欲しいという強い願いのようなものを感じます。
このタイミングで日常と言う作品に出会えたことがなにかとてもうれしく、
笑い癒やしをたくさん貰った気がします。
1話レビューで言っていた日常ってなんだろうとは、
>日常は究極シュール漫画を京アニがほのぼのテイストで万人受けを狙った作品です
作品に言ったのではなく日々生きていく上での日常ってのが今侵されている、今生きているこれは日常なのか?
そんなところです。
日常ってすばらしい。
8/10
2クールという半年間の長い長いアニメを見るには少しの忍耐力がいる。
しかしすべての話を見終わったときに訪れる開放感と感動は忘れられない。
この半年かなり充実したアニメ生活ができたんじゃないでしょうか。
評価者になったら読む本
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