2013年 秋アニメ 全話 総合レビュー 上

おしながき

上
◇ミス・モノクローム
◇COPPELION
◇機巧少女は傷つかない
◇ワルキューレロマンツェ
◇世界でいちばん強くなりたい!
◇勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
◇ガリレイドンナ
◇境界の彼方
◇俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
◇のんのんびより
◇ぎんぎつね
◇WHITE ALBUM

下
◇夜桜四重奏 -ハナノウタ-
◇ IS インフィニットストラトス 2
◇リトルバスターズ!~Refrain~
◇物語 シリーズ セカンドシーズン
◇革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON





◇ミス・モノクローム
好み:★★★☆☆
また五分アニメじゃもったいない作品が生まれた。
想像を超える壮大なストーリー
モノクロームさんがしゅーるかわいいだけでも十分楽しい。
堀江由衣ではないこれはモノクロームだ。
この手のアニメの中では一番お金がかかっているような気がした。
7/10

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◇COPPELION
好み:★★★☆☆
世界は壮大、やっていることはみみっちくちぐはぐなストーリー。
イラストレーターが書いた漫画のような廃墟を書きたかっただけのアニメ。
シャングリラとはまた違うリアルな廃虚で使いようによっては
かなりの期待が出来ただけに残念すぎるストーリ。
アニメなんだからごにょごにょする必要も無かろうに
変なところで気を遣うなら初めからやらなければよかったのに。
コッペリオンとはなんだったのか?
3/10



◇機巧少女は傷つかない
好み:★☆☆☆☆
一話で切り損ねてしまった。
適当なRPGゲームでもやっていたような気分のアニメ。
構成としてはライシンが無茶をする夜々が助けるという
シンプルなお話であったのに細部はまるでわからない。
禁書の上条ちゃん以上に病院送りにされてる弱いのか強いのかわからない主人公。
たのみの夜々にもあまり魅力を見いだせず。作画も話もぼやーっと薄いアニメ。
機巧少女ってマシンドールていうことを九話当たりでWikipediaで気づいた。
一話で感じた通りで期待もせずだらだらーと悪い見方をしてしまった。
3/10




◇ワルキューレロマンツェ
好み:★☆☆☆☆
ジョストでハーレムってなにかわからず一話で切るはずだったのが
話題だったので二話を見たらいきなり嵌まってしまいました。
アホエロ回もいれつつ熱くスポ根をやっいた、珍しいアニメ。
スポーツ系アニメにあたりが多いのははやり変なバトルや恋愛感情が薄れるからだろうか。
とんでもない設定もなく不自然の中の超自然、王道ハーレムでした。
8/10



◇世界でいちばん強くなりたい!
好み:★★★☆☆
低予算をひしひし感じる、ドラマCDを聴いているだけのようなアニメだった。
その割りにプロの実況を取り入れたりしてスタッフの意気込みも感じる
アイドル×プロレスで王道一直線。元はむかしアイドルをやっていたプレロスラーだろうか。
序盤の「いたああーい」しか台詞がないあやにゃんを見て何だか切なくなった。
ビチビチ、ギュゥウギュゥ、目をつむってもなんだか痛い。やっぱりこれプレレスアニメだよ。
この手のアニメの良さとして締まりの良さがある。内容が薄い分最後はすっきりとおわった。
4/10



◇勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
好み:★★☆☆☆
フィノが可愛かったそれだけ出よかったのに、ストーリーもちゃんとあった。
エロで釣ってから本題に入る。いいと思います。
ローソンとタイアップしておいて、○AMADA電気批判。おおありです。
アホで純粋な娘のフィノが想像以上に愛らしかった。
さりげなく1クールで大きく成長するも良さは潰さず。
ラノベ業界は、まともなタイトル付けられる編集がれいばあとは問題ないのではないのかと。
6/10



◇ガリレイドンナ
好み:★★★☆☆
ノイタミナ伝統の雰囲気アニメ。この感じソ・ラ・ノ・ヲ・トやフラクタルで体験したそれとまるで変わらない。
ときめきを感じる前半部、それ以上に展開しないのもノイタミナらしい。
やはり前作二つと同様にキャラの設定だけは生き生きとしていてその他は適当。
全体を通して感じる浮遊感、突然の大量死や意味ありげな伏線らしいもの…全てが飾り。
キンギョが面白かったし三姉妹もかわいかったという感想で十分解決するアニメ。
頑張って解釈すると時を超えた家族愛ってことでいいんだだろうか。
期待を裏切ることに期待を裏切らないノイタミナに麻痺してしまいこれでもういいんじゃないかと。
作画マシンとして今後も期待が持たれる。
5/10




◇境界の彼方
好み:★★☆☆☆
全体を見渡すとそんなに悪くはないのに一話一話はなんだか眠い。
もうこの時代、ハルヒのように緻密な鑑賞方法はされないためにどんなに伏線を張ろうとも簡単にスルー忘れ去られてしまう。
加えてブランド信仰故にきっと京アニなら上手く作ってくれるだろうという淡い期待があったのだけど、
普通のアニメと何ら変わらないかそれ以下の出来になってしまった。
時代が求めているのは明快さ自然さであるのかもしれない。
素材の味をそのままに出す京アニのためにドカンと巨大な原作が必要。
そうでなかったらバトル物ではなく日常物でもう一度ファンを取り戻して欲しい。
同じバトルでも朝倉vs長門のわくわくするようなバトルがまたみたい。
腐っても鯛、綺麗に作られてはいた。一眼レフを使ったかのような画面のぼけやカメラワークはもう何処にもまねできない。
ただその繊細で緻密な画面を生かせる題材はバトルアクションではない気がする。
キルラキルの成功?を見てわかるようにバトル物は大げさな作画が楽しい。
一応内容に触れておくと、栗山さんの魅力がいまいち引き出せず取り巻きのKENの演技も声も氷菓できない。
6話のオリジナル回だけは京アニの良さがめいっぱいに出ていた。
花田先生は出来る人なのかできないのかまだよくわからない。
4/10



◇俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
好み:★★☆☆☆
選択の重要さを考えさせられ、切らずに見ていくことを選択した。
ギャグ路線のいい角川ラノベがひっさびさにに拝見できた気がする。
頭を軽くしてゆるく見られる良作で毎回は要らないけどたまに見たくなるような作品。
この主人公不幸だけど、意外と常識人でドクロちゃんの桜くんを思い出す。
それにしても何でこんなことに巻き込まれたのか?謎はまだ解明されれず。
さらにはしろぶたくんの歌など敏感サラリーマンのような混沌とした内部設定がちょくちょく面白い。
最終話のくだらない二段オチも悪くはない。
またヒロイン達も角川らしいラインナップで雪平のキャラはかなり癖になる。
一点残念なのは二期が期待できず、主人公の苦悩はこれからも続いていく。続きはラノベでと、
この手の作品はラノベでもアニメでもメディアを問わず楽しめそうだ。
7/10



◇のんのんびより
好み:★★★★★
美しい国日本のほんとうの美しいアニメ。
コミカルでシュールだけどどこか懐かしくあたたかい、あり得ないけどどこかにあって欲しい
人間の本能からホットするような、心地の良いアニメ。
ストーリーキャラ背景美術音楽完璧であると言える。
ささやかな感動とシュールな笑いすべては、
異彩を放つれんちゃん、アホすぎるなっつんと先輩コマちゃん一見普通のほたるん
やる気のない先生、駄菓子屋、小さな町に無限大の田舎が広がっていた。
シンプルな構成とシュールさ、この先をずっと進んでいくと
そこには人類には早すぎたキルミーベイベーがあるのかもしれない。
にゃんぱすー
9/10



◇ぎんぎつね
好み:★★★★☆
上り調子でふかふか気持ちよくなっていったアニメ。
一見万能のドラえもんのような存在の銀太郎はそんなに親切ではなくいつも眠たそうだ。
それでも主人公達は自分自身の力で成長していった自然なアニメ。そう神は見守っているだけで良いのだ。
夏目友人帳のように2期といわず季節をまたいで4期やってほしい。
四つに分けて四季のうつろい日本の神社の良さが感じられたら最高だとおもう。
序盤の毒々しさも後半になればすっかり抜けてぬくもりに変わっていった。
ハルちゃんともっふもふしたい。悟は頬赤らめすぎていたかわい杉内
7/10



◇WHITE ALBUM2
好み:★★★★☆
序盤はせつながやたら可愛く、特訓が始まってからはこれはかずさ一択だなと思いました。
音楽のために見るぜなんて言っていましたが今期どころか
エ ゲ原作アニメの中でもトップを争える内容。1よりずっとわかりやすく心に訴えかけるストーリ。
ただ音楽に予算を使い果たしたのか作画が若干残念であった。
温泉回はともかくこの作品の中核を担うであろうライブシーンは赤点レベル。
予想通り高校生編が終わりつぎの大学、社会人ともう2クールひつようとか。
おそらくあるであろう第二期のためにいろいろとっておくけど、
小木曽ちゃんは冬馬の引き立て役なんだね。
主人公が冬馬に惚れた理由、小木曽が冬馬と仲良くしたい理由が
いまいち弱い気がするが実際もまあそんなたいそうな理由は必要無いだろう。
時の魔法が聴ける日がとても待ち遠しい。
音楽がいいアニメは自ずと嵌まりやすく名作になりやすい。
8/10


※下に続く