2015年12月30日水曜日

2015年 秋 終了アニメ 完走レポート


お品書き

◇あにトレ!EX
◇ご注文はうさぎですか??
◇ハッカドール THE あにめ~しょん
◇俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッッツされた件
◇櫻子さんの足下には死体が埋まっている
◇対魔導学園35試験小隊
◇緋弾のアリアAA
◇ワンパンマン
◇ゆるゆり さん☆ハイ!
◇落第騎士の英雄譚
◇終物語
◇ヤング ブラック・ジャック
◇すべてがFになる




◇あにトレ!EX 
 ショート枠でやるべき事が分かったような1クール。
3分クッキング的な簡単アニメ。ストーリーなどつけずに明確な目的が肝かなと思う。
申し訳程度のアイドル設定もそこまで無理なく5人を集合させる理由付けにはちょうど良かった。
毎週あにトレ放送日を筋トレdayにしようとしたものの2週間しか持たなかった。
シリーズ化していろんなキャラクターにエクササイズさせるアニメとか良いと思った。
5/10
あにトレ! EX [Blu-ray]


◇ご注文はうさぎですか??
 ごちうさはコスチュームアニメである。日常系アニメの中でも衣装がかわいい。
もちろんキャストをみれば誰もが、声優アニメであると言えそうなのだがごちうさでは様子が少し違うようだ。
 ラビットハウスの制服を中心に見ると、アニメでよくある現実離れした乳袋や大きなリボンなどはなく現実で着ていても違和感が無いデザインだ。
 キャラクターのデザインは萌え一直線であるしウサギのティッピーや拳銃を持ったリゼなど現実離れしているところが多々あるのだけど衣装がやけにリアルなのである。
 さらには町並みである。ここでは日本語が話されているが街の様子はどうみてもフランスである。
建物や公園の噴水、八百屋さん、小道具、石畳の様子まで緻密にフランスっぽいのである。
どうやらこのごちうさというアニメは現実離れしたキャラクターたちに現実の服を着て現実の街でくらしているようである。
 背景美術とキャラクタデザインのたまものであるのだけど、キャラや話がどんなにすっ飛んでいても現実世界とは完全には切り離せない親近感が芽生える。
 おしゃれな街でかわいいキャラにコスチュームを着せて日常を綴る、舞台劇型日常系アニメと名付けたい。
ちぐはぐしたリアリティに感じるプレミアム感こそがごちうさ人気の正体かも知れない。
 日常系の第二期としては普通と言う言葉がもっともぴったりくるような気がする。
終わってしまった脱力感よりもごちうさのおもしろさがいまいち受け取れなかったことがなんとなく残念だった1クールであった。
 よく見たら1話と最終話がつながっていたり第一期とつながっていたりしたのだけどいまいちぴんとこない。
ただED頑張った。いややり過ぎた。
7/10
ご注文はうさぎですか?? 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]


◇ハッカドール THE あにめ~しょん
 ヤマノススメに次ぐ成功したショートアニメである気がする。
短い時間の中1クールでなんとも濃い内容だったのはそれだけ上手くパロディーやギャグを色濃く仕込んだからだと思う。
 悩める人たちをハッカドールが登場して解決?するというわかりやすさとスピード感がこの作品のよさであろう。
わかりやすいから展開が早くても十分楽しめる作品になっていたと思う。
 もし次があるのなら15分で楽しみたい気がする。
7/10
ハッカドール THE あにめ~しょん 第1巻 [Blu-ray]


◇俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッッツされた件
 今期最高のアホアニメ。IQが下がっていくようなおもしろさが癖になる。
ドクロちゃんや、R15、これはゾンビですかに似たラノベ特有のテンションを保ちつつおもしろ設定でしっかりとハーレムを作るアニメ。
題材がはっきりと安定しているから二次創作もまたおもしろそうだ。
 安直すぎる筋肉好き設定ですらなぜだか許せてしまうのだから脱力系ラノベはやめられない。
原作タイトルが拉致からゲッツにしたのは大成功と言わざるを得ない。
ゲッツがあんなにおもしろいとは今になって笑うとは思わなかった。
他の長すぎるタイトルの作品もアニメで少しの工夫をしても良いのかも知れない。
ある意味今期最も安定していたラノベ原作アニメだったとおもう。
8/10
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件 5 [Blu-ray]


◇櫻子さんの足下には死体が埋まっている
 最近の推理アニメでは最も真っ当に推理していたような気がする。
トリックの内容がややありきたりなのはラノベなのでまあよしとして、
櫻子さんはさすがに表に出してはいけないタイプの人のような気がしてならない。
あと骨という題材が不気味であるのだけどそれ以上に櫻子さんが不穏なのだ。
かわいさやおもしろさかっこよさの前になにか鼻につくキャラだ。これは櫻子さんだけでは無く登場人物全体にいえるかもしれない。
 一言で言えば、キャラの作り込みがあまい気がする。そうするとカテゴリーは、推理よりも中二だろうか。
櫻子さんと主人公正太郎の立ち位置キャラがゴシックやダイダリアンのように逆転していたら普通すぎるのだろうか?
年上の天才と普通の高校男児のすこし特殊な組み合わせだったと思う。
 若干の謎がまだ残っているけれど二期はなさそう。
5/10
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第1巻 [Blu-ray]


◇対魔導学園35試験小隊
おもしろかったかも知れない1クール? ピークはうさぎがバニーにされてもてあそばれていた頃。
それ以降の話は適当に流し見てしまった。
ラノベ原作に求めるのは酷なのかもしれないけれど、この作風であるならば、できれば1話は喰霊程にはハードにやって欲しかった。
お色気はキャラに愛着がわいてからのおまけで良いのだ。
 1話の前半でああ、このアニメは適当に見て行くべきだなと思わせるような演出に引っかかった気がする。
切るべき所で切らずに判断材料がないまま最終話へいってしまい結果落第騎士とストーリーがなんだったか混乱してしまった。
その結果、ただバトルしているだけの作品として見ることとなった。
3/10
対魔導学園35試験小隊 第3巻 [Blu-ray]



◇緋弾のアリアAA
 ギャグ要素よりも百合要素満載のB級アニメ。キャラの身長に統一感が無いのは日常アニメでは無いからだろうか。
第一期とはやや路線変更し登場人物に男性がほとんど出てこない。金治郎が数回登場しただけだ。
しかしながら間の抜けたバトルシーンはアリアらしく安心してみていられる。
全話を通してアミカ試験が題材になっていたけれどアリアさんはそんなすげぇ人じゃないだろうと突っ込みを入れれば良かったのだろうか。
 最終話の作画だけは全力を出したJCSTAFFぽく劇場版のようであった。
メインのアリアが釘宮であかりがあやねるなのはAAのコンビネーションを意識してのことなのか
どうにも声質がかぶっていて姉妹のようであった。それはそれで音響さんの狙い通りなのかも知れない。
4/10
緋弾のアリアAA Bullet.2(イベントチケット優先販売申込券付) [Blu-ray]

◇ワンパンマン
 これぞ作画アニメ。内容がバトル中心でアニメーター育成作品なのかコンセプトアニメのような雰囲気を感じた。
ジャンプ原作なので内容に対してはそうそう思うことは無いのだが少年誌らしさとアニメーションの面白さ、サイタマのすこし間の抜けたカッコよさ
ワンパンマンに関しては頭一つ抜けているような気がする。
子供が見ても楽しめるし作画マニアが見ても楽しめるという作品なのだけど
ただただ作画に圧倒されるだけの作品も気楽で良いのかも知れない。
7/10
ワンパンマン 1 (特装限定版) [Blu-ray]


◇ゆるゆり さん☆ハイ!
 第一期よりも第二期よりも自然に馴染んだ第三期。
のんのんびよりでもそうだったけれどゆるゆり三期も原作を贅沢に使ったプレミアムアニメ。
キャッチコピーの「変わらない毎日がまだまだ続くんだ」に偽りは無かった。なんとなくアニメ日常の「日常を取り戻せ」を思い出す。あざとすぎだった二期よりもずっとキャラが大事にされていたのがまず第一の成功の鍵であると思う。
キャラが大事にされた上でごらく部4人の距離感や行間が絶妙に調整されてなんとなく学生だった頃の友達や出来事を思い出すようだ。
 EDのあっちゅ~ま青春!は、青春を連呼しているだけのようで実は四季の流れとだれにでもある中学や高校の3年間の短さがぎゅっと詰まった一曲にしあがっている。
 ゆるゆり三期が成功した第二のポイントはずばりテーマを”青春”にキッチリ定めて、誰もが経験し望んだ青春像をゆるくおもしろくやってのけたからだと思う。
これはのんのんびよりの第二期でも同じ事が言えてEDも同じような創りになっている。それが強烈な共感を生んだと思う。
具体的に言えば、ちょっとなじみの無い友人同士で二人になってすこし気まずくなったりすべてが理想を描いているわけで無くあくまで等身大なのだ。
 今期ゆるゆりとごちうさの二つの日常作品が放映されたが、ゆるゆりにだけ懐かしさや人恋しさを感じられたのは、ありふれた当たり前の日常が流れていたからだと思う。
 監督の趣味なのか、少し前のイカ娘や日常を思い出すようなサイレントの演出もみなみけ第四期の最終話にあった満開の桜の元お花見など日常系の良いところが随所に取り入れられていた。

 そういった遊びや等身大の青春を描けたのも第三期で、視聴者もスタッフもごらく部がゆるゆりがなんなのか分かってきたからだと思う。
第一期では「毎日が大事件いつもミラクル」だったけれど、今期ではあくまで「誇張もなしの等身大での大事件、中学生らしいミラクル」で、なんだかいつか体験したような夢で見たようなリアリティある作品に仕上がっていたと思う。
またしても記憶の中の青春が1枚2枚美化されてしまった1クールであったかもしれない。
それでも実際、現実世界の青春でも中身なんて大抵ほとんど無いけど成りたっているしおもしろいんだなと。
9/10
ゆるゆり さん☆ハイ! 第2巻 [Blu-ray]


◇落第騎士の英雄譚
 最終話になってようやく英雄譚がキャバルリィと読ませることを知った。最近のラノベあるあるである。
初動で脚本が設定がかぶりすぎてしまい相殺されたと言って良い作品。
中をよくよく見れば、作画もストーリーも楽しめる感じではあったのだけど
導入部をあまりにもすっとばしてしまっただけに話が進むごとに興味が薄れて言ってしまった。
その上、もう一つの35小隊とも内容があまりに似ていて訳が分からなくなってしまった。
ラノベ原作が3つあるうちの1つは1話出来ることが出来たのだけど、残りの二つがずるずると最終話までだらだらと言ってしまって、なんにも残らなかった。
つまりは二羽追って全話とも逃したのだ。一話の選定はもっと真剣にやらないといけないようだ。
3/10
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)9 (GA文庫)


◇終物語
 物語シリーズも何クール目か分からなくなった頃。気づいてみれば化物語がもう昔の話。
 第一期を途中で切ってしまったことに少しの後悔をしていた頃
一度話し始めたら止まらなくなるような人種には毒とも思えるこの語りの長さはきっと本来はもっと退屈で嫌われているべきだとおもうのだけどそれでもなぜか化物語がヒットしてここまで続いたのはなぜだろう?
よく銀魂の銀さんの真似をする女子が揶揄される対象になるのに対して
特徴あるしゃべりを真似するようなオタク男子はそうそういないようである。
なぜなら物語シリーズは真似をするまでも無くこの作品自体がおしゃべり好きで言葉遊びが好きなオタク自身、そのものであるからだと思う。だからこそオタクに違和感無く溶け込んだのだと思う。
 おもしろいかおもしろくないかで言えば大しておもしろくは無いのだけど好きか嫌いかで言えば好きなのだ、なぜなら自己嫌悪するような季節はもう過ぎ去ってしまったのだから。
第一期を途中で切ってしまった過去の自分と、そしてここまで見ている自分がきっとその証だろう。
物語シリーズが好まれるのはその普遍的なマニア心を揺さぶるからではないかと思う。

 一応内容に触れておくと前半の老倉育(おいくらそだち)の長すぎるうえに感情的な台詞が今回のピークだったような気がする。もちろん後半の怪異との対決は化物語の本筋らしく良かったのだけれど、いかせん説明が物語史上最も語りすぎていたように思える。ここで付き合ってきた物語シリーズファンでもこれは些か応えたのでは無いだろうか。
なんにしてもしゃべりすぎには注意したいところだが、物語はまだまだ終わらないようである。
7/10
終物語 第二巻/そだちリドル  (完全生産限定版) [Blu-ray]


◇ヤング ブラック・ジャック
 2000年頃夕方だったかにやっていたアニメブラックジャックよりも映像はソフトなのに内容は原作以上のハードなブラックジャック。
メッセージはとても強くハードにもかかわらず脚本が良いのか内容はすっと入ってくるわかりやすさは原作が良いからなのか脚本がいいからなのか。
キャラデザも手塚作品を上手くリメイクしていると思わせる説得力があった。
ゴルゴ13のようにゆったりと4クールは見たかった作品だったかもしれない。
8/10
「ヤング ブラック・ジャック」vol.1 【Blu-ray 初回限定盤】

◇すべてがFになる
  この作品すべてがFになったのだろうか?どちらかというと「すべて?」だったかもしれない。
しかし最も気になったのは、1話の作画はどこへ行ったのか中盤にかけての崩れ具合だ。
 この手の文学作品は雰囲気、空気感が非常に重要であると思うから作画はPAや京アニレベルに丁寧にやるべきだと感じた。
 丁寧な作画を要求する中矛盾するようだけど、 1クールかけて一つの事件を裁く小説原作アニメであったけど、深夜アニメが大量生産されている今日、表現や細かな伏線を楽しむ余裕はもう無いように思える。
推理作品は基本的に二度見るのが最もおいしいと思うのだけれどもう一度見ることは無いだろう。
だからこその2回目を見たくなるような映像の美しさや演出の細やかさが欲しい。

 作風が推理よりもずっと文学詩的でいて1話で期待した内容では無かった気がする。
しかしノイタミナには定期的に魍魎の匣のような文学作品をアニメ化して良いって欲しいなと思うのである。
ただ今回は作画に力が感じられなかったのが残念すぎるのとアニメーション的な見せ場がほとんど無かったのが退屈であった。やはり紙の本でじっくりと味わうのが本望か。だからこそのノイタミナらしさかもしれないけれど。
4/10

すべてがFになる THE PERFECT INSIDER Complete BOX (完全生産限定版) [Blu-ray]

ゆるゆりを見終わった後のこの気持ちは何なのかと思ったらたまゆらであった。
今回完走したアニメは16作品と前クールよりも3割程度少ない。
にもかかわらず2つアニメの内容がまるでないのだ。
これは些か問題で、初動での1話の一気チェックがもう限界なのかも知れない。本数的にも体力的にも。

毎クール終わりと始めは季節の移り変わりでなにか毎回大変な思いをしてアニメをみてkeyboardを叩くのだけれど、今回は左手の親指の付け根に注射を一本、肩の鎖骨の辺りに注射針を打ってきたのでした。

当分、アニメ視聴中にバイスクルをぱたぱたできるようではないので来クールはさらに試聴本数が減るかも知れない。

それでは皆様ここまで長い文章を読んで頂きましてありがとうございました。良いお年を。

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