2013年 夏アニメ 全話 総合レビュー

いつもより少し早い全話見たアニメの感想です。
なんだかんだいって今回も多くなってしまいました。


お品書き
☆ Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
☆ブラッドラッド
☆たまゆら ~もあぐれっしぶ~
☆銀の匙
☆きんいろモザイク
☆てーきゅう
☆ハイスクールD×D NEW
☆神のみぞ知るセカイ 女神篇
☆私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
☆Free!
☆恋愛ラボ
☆ダンガンロンパ
☆ローゼンメイデン
☆ステラ女学院高等科C3部
☆サーバント×サービス
☆空の境界
☆ロウきゅーぶ!SS
☆とある科学の超電磁砲S
☆ファンタジスタドール
☆君のいる町
☆進撃の巨人
☆有頂天家族
☆宇宙戦艦ヤマト2199
☆ふたりはミルキィホームズ

恒例

☆タイトル
好み:☆☆☆☆☆(0)~★★★★★(5) ※初見での評価

感想

10/10 点数
画像Amazon BD

☆ Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
好み:★★★☆☆(3.0)
いけそうと思ったら全然いけなかった。
門脇舞以の不安定さ主役をとるにたらない。
イリヤに魅力が感じられなければ何の意味も無い。
やはり根底にはFS/Nがあり、内輪ネタ全開でよくわからず終わってしまった。
なにも知らずに見た感じ15分でみたかった。
2/10



☆ブラッドラッド
好み:★★☆☆☆(2.0)
デジタルでも真空管のような音が出ているようなアニメ。
何となく懐かしい90年代らしき雰囲気が感じられた、
もう10年早かったらもうすこし楽しめたかもしれない。
使い捨てにするには十分すぎる内容とキャラクター。
3ヶ月も経たないうちに忘れること必須だろう。
3/10



☆たまゆら ~もあぐれっしぶ~
好み:★★★★☆ (4.0)
第二期の主人公はぽってのお父さんでした。
やや古めに感じる柔らかい作画もこの作品を引き立てていた。
EDのありがとうや挿入歌の夏鳥の歌詞にある通り、
そこからストーリーを練っていたような内容。
ローライは飾って新しいデジイチ買って!そんな思いにさせられたのは、
修理に出されるローライを薄れゆくお父さんとの思い出に重ね合わせられたからだろう。
なんだかとても切ない。しかしぽって達にはまだ1年高校生活が残されている次はどうなるだろう。
竹達の代表作であり続けるようなしっとり柔らかで暖かい、そんなアニメ。
8/10



☆銀の匙
好み:★★★★☆(4.0)
北海道に行きたくなり、食について酪農について考えさせられた良作。
努力して成長いく主人公というものはやはりいいものだ。
その上でまわりの仲間達それに、アキちゃん家のばあちゃんや先生や校長、みんな良いことを言う。
ピザ作り酪農家でバイトベーコン作りと馬術部については次回か。
分割2クールと言うことで続きは来年冬までお預け。
アニメ効果で酪農高校への志望者がまた増えそうだ。
9/10



☆きんいろモザイク
好み:★★★★☆(4.0)
ただただ楽しい日常が流れていく。
いくつかのトラブルで導入部を見損ない、世界へ入り込めなかった。大変惜しい。
日常系というのはいかにその世界へ溶け込むかが楽しむポイントとなるのだが
客観的に見ているとどうして、もおもしろいはずが寒く感じてしまう。
仲良しグループを一人教室の端っこで遠くから眺めているようなそんなもの悲しい見方をしていた。
この手のアニメが終わると必ず電車が止まるらしい、日常ほのぼのの背景にある絶望
だからこそこの手のアニメはずっと支持され続けていく。
しかし原作を見るとアニメよりもかわいく続きもしばらくあるようだ。
ユニオンジャックのパーカーが流行るのか流行らないのか、そこが問題。
7/10



☆てーきゅう
好み:★★★☆☆(2.5)
3分だから表現できること、それがてーきゅう。
しかし2クール目の今回細かく区切ってチマチマ放送して
資源保護に走っているようなそんな気がした。
ただ、この早さで30分もやられたらそれはそれでくたびれるだろう。
内容自体は第一期のような新鮮さがうすれ、
あーなにかおもしろそうなことを言っているなと感じた瞬間終わっていた。
それでも、このアニメまだ折り返し地点にも到達していないような。
4/10



☆ハイスクールD×D NEW
好み:★★★☆☆(2.5)
物語はさらに深く熱くなっていた反面、予算が足りなかったようだ。
部活の枠を超え話は、セカイ全体へと広がり、
ぼけっと見ているだけではもったいないほどにストーリーが展開していった。
それでも主軸にはアホなエロ動機があり、
シリアス調ありながらギャグも忘れない実にライトノベルらしい。
そんなのでギャグを中心に見ていくと、一番の見所がアイキャッチだった気がする。
途中参加したEDはどうしても第一期と比べられてしまうが病的度でいうと今期が遙かに上である。
新キャラに男の娘をもってくるところはやはり流行っているのだろうか?
4/10



☆神のみぞ知るセカイ 女神篇
好み:★★★☆☆(3.0)
原作読んでいないしOVAも見ていないとなると知らないキャラクターがいる。
そこさえ気にしなければ良作ではあるが序盤はやはり気になった。
女神云々はどうでもよくて最終話のアレのための12話だった気がする。
第三期にもかかわらず、後半にかけてどんどん盛り上がっていく
無駄なキャラクターを切り捨ててエルシーやかのんちゃんといった人気キャラにも頼らず、
特定キャラにフォーカスを絞ったのは、大きな冒険ではあったが、
結果素晴らしい最終回につながったと思う。
つまりは、攻略対象は二人だけ見ていればそれで大丈夫だったのだ。
下野キャラはこのごろ食傷気味ではあるが神にいさま様だけは別格であった。
6/10



☆私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
好み:★★★☆☆(3.0)
冷静になればそんなひどということもない。
パロディー、痛々しい自虐ぽいギャグ、ややどぎつい感じもしたが、
パロディーだけに絞ったら最近の中ではわかりやすく笑えるものであった。
一見タイトルがおかしいように思われるが、全体を見渡すとあってるだろうと思われる。
親友もクラスメイトも親も先生ももこっちの敵ではないのになぜかいつでも不幸である。
そう、現実はそんなに残酷でもない、自分の行動考え方一つで世界は変わる、
そんなメッセージを無理矢理紡ぎ取れた本作。
もこっちを幸せにしてあげたい。あるあるネタ。理不尽ギャグ。好きな視点でどうぞ。
演出にも遊び、拘りが感じられた。
個々のレベルに合わせて感じ方がずいぶん違うアニメかなと。
5/10



☆Free!
好み:★★★☆☆(3.5)
4人の積み重ねてきた仲間意識が水泳で調和する。
泳ぐことを忘れない限り絆が途絶えることはない。
金色モザイクを代表とする男の子向けアニメと違うのは、はやりたまに訪れる現実感であろう。
女子部活動にはない荒々しい描写がやや新鮮に映る。女子が描く男子像とはこれか。
過去のトラウマが出てきたり仲間同士の喧嘩といったイベントはあちらの空間ではまず見られない。
作画をみると肩から首にかけてのラインや手の皺や陰に見る微妙な表情、
他のアニメでは見られない最高級のスキゾーンである。
臭うことで言えば、リンを慕う後輩が優勝だろう。それから水泳教室の先生も外せない。
ただ一つの問題を言えば、いつまでけいおんを引きずるのか。
そろっとiOS7のようにキャラデザを新たにしたいところでないか。
6/10



☆恋愛ラボ
女性向けにも出来そうなそんな恋に悩に苦闘する中学生。
中学生というところがポイントで高校生ではいろいろと辻褄があわない。
いまいち萌えない娘のような制服に違和感をじんじん感じさせながら、
やや違和感のあるサブキャラクターたち。リコとマキのキャラだけは整っていた。
メガネが必要かと言われると必要なのだけど、出来れば無しで。
ラブしたいといいつつも一番大事なものは友達だと教えてくれるような
ミニマムな中学生生徒会の物語。
6/10



☆ダンガンロンパ
好み:★☆☆☆☆(1.0)
新世代実況型ゲーム原作アニメ。
時代のニーズに答えた風ではあったが、アニメ組原作組ともに微妙な結果に。
ゲームはゲームでおk。というのが最近の答え。
それにしても、緒方恵美はもう限界なのか、
聞きづらいシーンも多かったし役になじまなかった。
キャラクターで言うと砂金とりをしているようなそんなアニメ。
5/10



☆ローゼンメイデン
好み:★★★☆☆ (3.0)
これがローゼンメイデン。シゴフミあたりから続くALI PROJECTの違和感がようやく解けた瞬間。
作品全体の重厚感、不気味さと不思議さを併せ持つ独特の空気感。
似た作品に武装神姫が挙げられるが、ローゼンはもっと深く沈み込むような嵌まり方をする。
よく分からなかったところは原作を見るなりDVDBOXを見るなり、
SSを漁ってみたりまだ楽しむ要素は沢山あるようだ。
2クールやるに十分すぎる設定、分割2クールかと思うがどうなのだろう?
最終話Nのフィールドから現実世界に戻されたジュン。こっちは気が狂う思い。
このタイミングにDD初音ミクが予約開始というのだから
なにか見えない力が働いているような気がしてならない。
これを機にドールデビューを果たして世界を変えてみよう。
7/10



☆ステラ女学院高等科C3部
好み:★★☆☆☆ (1.5)
脚本の大切さが分かる一作。
全体を通して重苦しい雰囲気を突き通したスタッフはなにがやりたかったのか。
女子部活アニメの新しい形は今も今後も支持されそうにない。
唯一のオアシスが棒だという、周りを下げて棒を持ち上げたようにみえるが棒は棒。
かわいい女子がエアガンを持って普通にサバゲーをしていたらそこそこの人気が出たのかも。
一番の見せ場であるはずの戦闘シーンを描くには予算が足りなかったようだ。
謎のハイレゾ配信も、もう何がしたかったのやら。
3/10



☆サーバント×サービス
好み:★★★☆☆(3.0)
基本構造はワーキングそのもの。
エンジンがかかるまでずいぶん時間がかかった気がする。
アニメよりドラマより、劇を見ていたような人間もの。
オチを見れば公務員であるという意義がわかるけど、
細々とした日常に公務員らしさが足りなかった。
6/10



☆空の境界
好み:★★★☆☆(3.0)
とあるはフフッってなる方の中二、こっちはぞわぞわする厨二。
ストーリーははじめから追うような事はせず、ひたすら坂本真綾の演技を吟味していた。
とりあえず、深く作り込んであることだけは分かったものの、
作品の魅力がまるで理解できずに終わってしまった。
これがマニア向けか。
4/10



☆ロウきゅーぶ!SS
好み:★★★★☆(3.5)
小さくても本格派バスケアニメ。バスケの知識がたまに問われる。
キャラを見てもアクションを見てもストリーを追っても、どこも輝いている。
第二期はメンバーがぐっと増えてえらく賑やかになった。
それでももっかんは周りに埋もれず、ずっとひときわ輝き続けていた。
AVGのような本作はどんなものよりそれっぽく骨太でどのメディア展開があっても楽しめそうだ。
8/10



☆とある科学の超電磁砲S
好み:★★★★☆ 4.0
キャラクター設定が魅力的、それだけでもストーリーは紡ぎ出せる。
シスターズ編におまけの小話、最終話は頑張ってファンサービスしました。
最終話はきんいろモザイク同様のミュージカル仕様。
禁書ではあまり見られない、日常シーンが楽しい。
再度作り直された最強最弱のあまりの力の入れようにはただただ拍手。
よく分からないことが多いとあるシリーズをもう一度見たくなった。
シスターズ編は満点だろう。
8/10



☆ファンタジスタドール
好み:★★★☆☆(3.0)
なぜか癖になる不思議アニメ。
谷口悟朗というとギアスのイメージしかなかったもののこんなのも作れるのかと。
朝のアニメ的な話の単純さとよくわからないシュールさを併せ持つ。
全体的にかわいらしい。女児向けと言われても納得してしまいそう。
戦闘シーンも女の子っぽくおもちゃ箱をひっくり返したようなかわいらしさ。
何とも穏やかでずっと猫がじゃれ合っているのを見ているような癒やし枠でした。
結構な大穴で第二期があったら是非見たい。
7/10



☆君のいる町
好み:★★★☆☆(3.0)
糞アニメ エXにつられて 最終話
いやそんなに駄目ではない。
絵本を読んでいるようなメルヘンチックさに昼ドラの恋愛ものを差し込んだような作品。
少女漫画のようではあるけれど基本は男の子向け。
違いは主人公のイケメン具合か?物語は続くが二期はないだろう。
5/10



☆進撃の巨人
好み:★★★★☆ 4.5
アニメーターが総力を挙げて創り出した大作。
現代アニメの作画はここまで出来る。総集編が入るも納得の二クール。
サポートしてくれる人の大切さ、ミカサはもちろんアルミンの役割は大きい。
魅力的なキャラの多さ、少しずつ解けていく謎、派手な戦闘シーン。
アニメ向けに作った原作のような漫画。
一点ネタバレを喰らってしまったのが大変痛い。
何も告知されていない二期にも期待したいがもしかすると劇場版という線も。
進撃の巨人ユーザーは男子が多めかと思っていたら女子8割でした。
9/10



☆有頂天家族
好み:★★☆☆☆(2.0)
PAらしくないPAらしい作画、ポイントは陰影のコントラストである。
それも光は和を感じさせる暖かみのある光だっり、
冬の寒い日差しであったりと緻密にかき分けていた。
とある淀川教授の話の回は三回見てしまった。
登場人物それぞれに深い意味があり個性があり無駄がない。
特に、母上の優しさが身にしみる。
弁天には謎が多いがそれがまた惹かれる理由であるのだろう。
能登の声が驚くほどマッチしていた。他のキャストも例外ではない。
おもしろきことはよきことなり。導入で切らず正解であった。
年に二、三回はこの手のアニメを見ておくのが良いと思う。
7/10



☆宇宙戦艦ヤマト2199
好み:★★★★☆ 4.0
数あるリメイク作品の中では成功したといえるだろう。
新作映画を作るための2199だったような気がするかもしれないが、
作品内外ともに新しい世代へとヤマトが伝わったという意味では大変に意味のあることである。
未来の宇宙服、戦闘服ではぴっちりぴっちりしたスーツが多用されるが、
その中ではヤマトが一位に輝きそうである。ここはスケールフィギュアを狙おう。
つっこみたいところは山ほどある、それもまたヤマトの良さなのだろう。
設定資料やオリジナルサウンドトラックでまた楽しめるだろう。
さんざん聴いた、最終話の沖田艦長の一言にも半年つきあったアニメではえらく感動的だ。
桑島ヒロインの生存率が少し上がったアニメであった。
9/10



☆ふたりはミルキィホームズ
好み:★★☆☆☆(2.0)
変態アニメから普通のアニメへ。
それでもミルキィスタッフは中途半端なことはしないらしい。
なぜか製作にやたら気合いが入っており絵も音も丁寧に作られていた。
3期から見始めた人は、初期二期を見てなにを思うのだろう?
アニメはおまけで声優さんと戯れる企画になっていた。
このあたりはゆるゆりよりも果てなくあざとい。
3/10

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毎回季節の変わり目というなのかぜを引いていますが、今回も結構しんどかったです。
最終話はかなり必死で見てました。
今期は、2クールものに良作が集中他はまあまあな出来でした。

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